間と食卓と調子~リフレクソロジー雑司が谷十音

日々のあいま、リフレクソロジーで聴く、心とからだの調子。リフレクソロジスト山﨑絢子のブログ。

2021-01-01から1年間の記事一覧

tonenoteトオンノオト 内側の表面とかいろいろ 剖き解し

トーマスが「前脛骨筋」とか「後脛骨筋」とか言う度に、なんだか魔法みたいだったなあ…と気持ちよくなってしまう。あぶない(?)。Tibialis anterior とか Tibialis posterior とかSalagadoola mechicka boola…つまりは「脛骨(Tibia)」って語感、呪文のよ…

tonenoteトオンノオト 筋膜解剖ライブストリーム 足底

メモです。 筋膜解剖の足底部の映像を見られるのは今日が最後だったので、 施術室に閉じこもって繰り返し見る。 自分の足も触る。 くるぶしという解剖学的な部分はなくて (それはウエストと同じく) 脛骨の内側下部が内果、腓骨の下部が外果なのだけれど、 …

tonenoteトオンノオト ただの手技刺激

地震か?と思ったけれど なんてことはない、 自分の鼓動で椅子の上の自分の身体が揺れているのだった なんとなんとね。 2日続けての休日、実に半年ぶりです。 薬店で登録販売者研修を始めてから週休1日でやってみていて、それなりにリズムもでき、集中して生…

2021 白露 鶺鴒鳴 筋膜解剖ライブストリーム3日目

メモアナトミー・トレイン筋膜解剖のライブストリーム3日目。やっとライブで参加できました。股関節と似ているけれど違うけれど似ている、肩関節。肩の解剖に下肢の調律へのヒントがありそう。昨日ブログに書いた腰が引けるということと、恥骨筋の動き、そし…

tonenoteトオンノオト 筋膜解剖ライブストリーム2日目

「腰が引ける」という精神状態と、 股関節の筋肉の状態のつながりについて 「恐れ」と筋肉について何度かトーマス・マイヤーが言及していたのが印象に残る。 犬が、恐怖を感じている時に尻尾を後肢の間に挟むように背を丸めるけれど、 筋肉と感情どっちが先…

2021 白露 草露白 足を解す

まるで二胡のようなジョンさんの、 まるで千斤のような支帯にまとめられた、弦のような趾伸筋の束 こんがらがることもなく、 支帯がたたれてさあっとそれらが持ち上げられ、トッド・ガルシアが膝のほうへ引っ張ると第1趾がまるで存命のときのように持ち上が…

2021 処暑 禾乃登 月曜日/部室

ポイントの厚みを感じ取りながら、それを面につなげていく。 セラピューティック・リフレクソロジーの面白いところをちゃんと言葉にして確かめあう、「セラピストの部室」9月の回その1でした。 このリフレクソロジーの実践者が悩むのは、施術自体の「地味さ…

tonenoteトオンノオト 自由七科

たまらなく企画がしたい。 そこに愛があるか 感動があるか 知の語り合いがあるか その3つを大事に、 組み合わせと発展性のある横断切り口を考えるのは好きなのです。 ※ 如何に準備の整った周りの方が打上げ始めようと、こういう焦りを飼い慣らし、もっと知識…

tonenoteトオンノオト 春夏冬

アクセスいただいているのになんだか気の抜けた投稿を表紙にしていることに耐えられなくなり、何か書こうと新しい紙を出してきた というかんじです。 * 昨日「律」もあったので、洗濯機を2回まわす。 まわしながら、干すスペースと植物のスペースが込みあっ…

2021 処暑 天地始粛

この七十二侯とても好きです。 空にブロンズみたいな声(って初めて読んだのは何の本だったか。はてしない物語だろうか)で号令が響いているような、同時に土からしゅくしゅくしゅく・・・・とささやかな声がするような。 粛ではあるんですけれど、大暑中は…

tonenoteトオンノオト

薬事日報さんが、セルフメディケーションをセルフMと略していた。なんかな… ここのところ、便秘薬がよく出るし入ってくる。スルーラックの棚が空になっていてびっくりした。使用感強め(お腹がいたくなる系)の便秘薬や、ガスピタンなんかも出る。人の腸力が…

2021 処暑 綿柎開

柎(はなしべ/うてな)とは萼(がく)の別名だそうです。たしかに綿の花ってそうですね。 この日記で「わたしはどっち派です」とか言うつもりは毛頭なく、自分の考えの記録として書いておきたいこと。 わたしと夫は、どちらもまだ新冠疫苗の接種をしていま…

tonenoteトオンノオト op.不要不急

わたしはインプットされたものを体系的にアウトプットするということが不得意でして、その結果「解りにくいヤツ」となり果てている。 . しかし 中庸 of 中年になって近ごろ、自分の中のカオスを一発で結び付けてしまうような力のある、言葉というか、「語源…

tonenoteトオンノオト ambient/sound/音景

十音でセッションする音を選ぶのに、 オヤマダアツシさんに相談したことがある。 「自分を作るCD9枚」というのをFacebookで展開されていて、 その中にイーノの空港のための音楽があったので。 当時、十音の開室直前、音選びに苦戦していたため、 もしMusic f…

2021 立秋 蒙霧升降 

夜中からびゅんびゅん風が吹いて、洗濯物が飛んだのを3時とかに取りに行く、 まさに「行き会いの空」の始まりのような。 reflexologytone.hatenablog.com 丁度5年前の今日の空も尋常ならざるものだったようです。 * 昨日、レジ袋詰めがうまくいかないと書き…

tonenoteトオンノオト 世界史第1章 悲観的な暴れ川の民

序章の最後に支配者と被支配者が出てきます。 生産経済によって余剰な食糧が発生するとそれをよりあげる強制力を持った支配「階級」というのが生まれる。 また、他の集団が生産した食糧を略奪しようと考えるヤツらによって戦士集団が出て、そうすると指揮官…

tonenoteトオンノオト 世界史

休日は朝に世界のニュースを取りに行くことができる。 今朝はアフガニスタンの政権崩壊が衝撃だった。 わたしは落ちこぼれで政治にあまり興味が持てずに来たけれど、 機会があればいろいろ知ってみたいという気はある。 落ちこぼれたポイントは、 歴史と社会…

2021 立秋 寒蝉鳴

今朝、品出しをしながら同僚の、「令和になってからロクなことがない」というセリフにちょっと笑ってしまった。そのあと「そういえばわたしの平成は貧困と疲労であったよ」というフレーズが脳内に自然に出て来て、それダケではなくハデな熱狂もあったのです…

tonenoteトオンノオト アロマ/香り/ノオト/モノ

パッケージやシールの商品コピーで、 「アロマの香り」っていう表示を見るとどうも気持ちが落ち着かない。 多いのですよ。 チェックが入らないのでしょうか。 「アロマの香りとはどういう香りですか?」って 問合せが来たらどうするんだろう。 しかし、アロ…

tonenoteトオンノオト ウイキョウ/Fennel/大ウイキョウ八角/プロメテウス/火

猛火のような季節に火のような自分は ギリシャ神話の巨神族プロメテウスに同情します。 大神さんから「火」を盗んで人間に伝えてくれたと言われていますが、 その火を運ぶ時に、ダイウイキョウ、つまり八角の茎の中に隠していったんですって。 そして、罰と…

2021 立秋 涼風至 辛抱と棲息

大暑の末侯をすっとばしました。 その間にオリンピックが始まって、終わった。 火曜日に働き始めると、6日間が飛ぶように経って、月曜になる。 ある朝品出しをしながらふと、空虚な気分になってしまい、 自分が目的を忘れてちょっと自棄になっていることに気…

tonenoteトオンノオト 絆創膏、添付文書

どんどんコンビニエンスストア化する薬店において、 登録販売者(研修中)が受ける質問には、 医薬品の他に生活用品とか、今の季節なら防虫剤とかもあり、 とにかくなんでも博士みたいに扱われる。 でもわからないから、その場で個人スマフォを出して調べた…

2021 大暑 土潤溽暑

昨夜、微発泡の白ワインをしこたま飲んで早めに床についたのですが、 真夜中に右足が激ツリして独り、じっと耐える… それも腎経側ではなくて、胃経側。 この場合、足はポワントではなくてフレックスで筋肉のながさを短くしたほうが良いみたいでした。 何度も…

tonenoteトオンノオト

文字の世界、文章の世界にいい恩恵を落としていないところがこの五輪の悲しいところ。 . 「スポーツとアスリートこそ」という言葉がドロっと最後に出て、 まあ最初のころ推進委員会の人がサッカーだいすきで文化なんてどうでも良さそうだったところから怪し…

2021 大暑 桐始結花

1年前お茶大で学生たちから「人と違うことして怖くないんですか?」と質問があって本当にびっくりした。人と違うことしかしたくないですという回答にも彼女たちはびっくりしたとレポートに書いていました。大学→就職→結婚→子育て という道オンリーなことが意…

2021 小暑 鷹乃学習

いい夕方です。 薬店後に行くはずだった夫のギター発表会が延期になってしまい、その会場であるパブで食べるはずだったチキンパイを自宅でそれもフライパンで作る。 パイシートだけフライパンに敷き、焼き色を付けたらフィリングを入れて、上部もパイシート…

2021 小暑 蓮始開

この春より恒例となりつつあるでしょうか、信州への弾丸見参。 植物がたくさんあるところで生薬の本でも読もうかな~、なんて軽く思って「生薬単」を持参したのですが、山の中のあまりの迫力にもう圧倒されてしまって、本など開かずにひたすらフィトンチッド…

tonenoteトオンノオト 雑誌『セラピスト』8月号 

ウィルスとの付き合いを心して始めて、もう1年半が経とうとしています。触れることが禁じられ、「オンラインではリフレクソロジストでいられない!」と動揺していた十音がある日、「触れられないことも刺激なのでは」と刺激の転換を試み始め、何度も誤爆しな…

2021 小暑 温風至

あきさわ園からの梅の実を素精糖に埋めてできた梅ジュースと、宮沢賢治の「やまなし」のようにとろりと下に溜まったエキスをかき混ぜた梅酒を試飲。そのストイックさにくらくらした。 特に梅酒はスゴい。ドライである。まだ焼酎香がするけれど、たっぷり作っ…

2021 夏至 半夏生

康塾の脈診講座を受講しました。 血(けつ)を扱った今日。 康塾には4年ぶりに伺ったと思います。 五行の学びたてだった頃から、自分なりの捉え方や五行とに付き合いがある今では随分受け止め方も変わっており、色々と集中する事ができました。 「こういう捉…