tonenoteトオンノオト アロマ/香り/ノオト/モノ
パッケージやシールの商品コピーで、
「アロマの香り」っていう表示を見るとどうも気持ちが落ち着かない。
多いのですよ。
チェックが入らないのでしょうか。
「アロマの香りとはどういう香りですか?」って
問合せが来たらどうするんだろう。
しかし、アロマセラピストにもそう書く方いらっしゃる。
精油の香りとか、エッセンシャルオイルの香りとか、そういう意味で書きたいのですよね。
それはいいとして、商「品」というものに今も圧倒され続けます。
何度か書いていますが、わたしはモノを売ったことがほとんどないため、
それが如何に大量生産品であろうと、
それが店にたどり着く前の、
膨大な経費や、人の想い、しつくされた計算などを想像し、
敬意を抱かずにはおれません。
「アロマの香り」だって数数の競争を勝ち抜いたコピーなのでしょうから。
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陰を補わないと夏は必→死なので、
せっせと精油を選びます。
最近は、Vetiver(ヴェティヴァー、ベチバー)をベースノートにレモングラスとネロリを(たぶん)入れたブレンドを、
なんだかイネ科多めですね、いいとして、
施術でも使うホホバオイルをキャリアに、髪に使うことにしています。
パーマをかけて、頭の大きさ2倍ぐらいにバクハツしていますので、
乾燥を防ぐのに、500円玉大ぐらいのオイルを適当になじませています。
Wikiを見ていたら、シャネルのNo.5のベースノートがヴェティヴァーなんだそうで、
陰を求めてたどり着いたレシピではありますが、
まあいい線行っているじゃないの?とひとり鏡の前で悦に入る早朝。
それにしても、彼岸に来てしまったのかというくらい涼しいですね。
夏は植物の成長は止まるそうですが、
先日の台風を一区切りに、
十音のベランダ薬草園の様子も変わってきました。
まず、ラベンダーとジャスミンが深く深く沈黙。
枝を3分の2-1ぐらいに切り戻すと、すっかり木化した立派な幹が現れて、
また来春にはここから初々しい緑が噴き出すのかなと思います。
葉を落として最小エネルギーでじっとしているといった風情のオリーブは、
心配になって枝の先を少し切ってみたらピスタチオ色でしたので、
まだ瞑想中ということで。そっと水をやりました。
1本でも細い根が生えてくれたらあとは一気に行けるのですが…
ゼラニウムがつやつやしてきました。
2度挿し木を挑戦したのですが、どちらも水を吸い上げなくなり、敗退。
100均のココピートでは、保水しすぎるでしょうか。