間と食卓と調子~リフレクソロジー雑司が谷十音

日々のあいま、リフレクソロジーで聴く、心とからだの調子。リフレクソロジスト山﨑絢子のブログ。

tonenoteトオンノオト 雑誌『セラピスト』8月号 

ウィルスとの付き合いを心して始めて、もう1年半が経とうとしています。
触れることが禁じられ、「オンラインではリフレクソロジストでいられない!」と動揺していた十音がある日、「触れられないことも刺激なのでは」と刺激の転換を試み始め、何度も誤爆しながら、状況がどうであろうとわたしはリフレクソロジストであるとハラを据え、
しまいには、リフレクソロジー一回やめちゃってOTCドラッグの専門知識に没頭しようかというところまで行動したが
結局、大いなる声が「足も触れなさい」というのでこういう生活をしている…
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とツラツラとお話したことを、ライター小平多英子さんの手がこんなドキュメンタリーにしてくださいました。


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コロナ前までは、「なぜリフレクソロジーを選んだのですか」という質問をクライアントから受けることが多く、言い慣れていて即答できました。
曰く「公平なサービスに疑問を持ち、一対一でできる仕事を消去法で絞り込んだ」。
でも1年を経て今、こうしてなぜリフレクソロジーと問われたときに、そこまで単純ではない、アートとしてリフレクソロジーを選んだのだということを説明しようとして思い募り口ごもる自分がいました。
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声楽専攻だった学生時代、練習室に深夜まで籠もる日々でしたが、廊下で立ち話をした後輩が、「歌をやめられないというのと、やりたいというのは違う」と言ってはっとしたのですが、同じことを1年前はリフレクソロジーで問われていたのかも。そして迷いなく私はリアルな刺激に執着しました。
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「副業をしているセラピストは一流ではない」と言う方もおられるのは承知ですが、私はそういう黒白をちょっと色気がないなと感じます。
セラピストであるために、セラピストに居続けない自分であろうとし、
自由七科ならぬ自由十音ぐらいに様々な職業やアートに自分の感覚を飛び込ませて、
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「あいつ何か単純じゃないけど密度がたかーい」、という印象の手技療法家になることを目指し続けます。まあ、何度でもやめて何度でも始めます。
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7月7日本日発売の雑誌『セラピスト』

「この時期に身につけておきたい資格と検定」というテーマにしては、十音もライターさんも資格を飛び越えて「手技者として生きる」みたいな話になってしまった。


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是非ご覧ください。
編集部みなさま本当にありがとうございました。