tonenoteトオンノオト じてんしゃと、町の◎◎やさんのこと
走れるようにしておきましたから、
タイヤは大丈夫でしたね、チューブだけ交換して、あとグリップもね、
ベルがついてなかったみたいなんで、かっこいいのつけときました。
それだけいただいて、1870円です。
と言われて、思わず「えええ!」と叫んでしまいました。
少なくとも十音の施術代は超えると思っていたから。
自転車を修理にだしました。その時のフェイスブックがこちら。
お二人目の施術が終わった時強い雨が降っていて、お呼びするタクシーもなかなか捕まらず、
住所を伝えるだけではどうしてもお隣のマンションの駐車場に入ってしまいそうになるタクシーを迎えに行ったり。
もう明日取りに行こうかなあと思ったら、すっと晴れ間が見えました。同時にお隣さんの子どもたちがおでかけになるはしゃぎ声も聞こえて、行くなら今だ、と閉店前30分に向かう。
店名CLiC は、Cycle Life Creater の略。
ご近所さんも駆け込む、街の自転車ライフ整体師、というか、守護者というか。
明治通り沿いなので、池袋でパンクしても、早稲田で故障しても、駆け込むことができると思います。
店に置かれていた、ロンドン生まれの、しゃれた自転車をいいなあと思い、えいやと買う9年前、「売って終わりではなくて、『これから』ですからね」とCLiCの齋藤さんに含めるように言われていたことを思い出す。
そこと登録だけががっちり伝達事項で、その後は今回の修理も、名前さえ訊かれず快諾のさらりとした間合い。
LIFEに関わるのって、これくらいがいいのかもしれないですね…
自分は雑司が谷のリフレクソロジストになれなかったのかもしれない。
東京セッションを始める次のステージがこれから始まるけれど。
どれだけさらりとそこにリフレクソロジストとして居られるか、
お商売の先輩たちを見て考え直そうと思う。
つけていただいたベルは、鳴らされて悪い気がしそうにない、高く澄んだ音です。
ロンドン生まれのギアなしシングルスピード。チルバイクというところから出ている、ピストタイプ。坂が多い東京はなかなか大変なんですけれど、自動車のかわりに、これでビーナスラインを走ります(ペーパーゴールド!)