間と食卓と調子~リフレクソロジー雑司が谷十音

日々のあいま、リフレクソロジーで聴く、心とからだの調子。リフレクソロジスト山﨑絢子のブログ。

tonenoteトオンノオト op.不要不急

わたしはインプットされたものを体系的にアウトプットするということが不得意でして、その結果「解りにくいヤツ」となり果てている。
.
しかし 中庸 of 中年になって近ごろ、自分の中のカオスを一発で結び付けてしまうような力のある、言葉というか、「語源」が目に飛び込んでくるようになり、それによってばばばばっとマインドマップがひかれ、そんなにカオスでもないじゃんなどと思うようになった。
.
愛してやまない「生薬単」でセンキュウ cnidium officinale を調べていたら与えられたのは
officinarum薬用の, officina薬局, officiium聖務日課, opera, operation, operator,opus という蔓。
その瞬間わたしの不要不急な生業や技が、op.によって結びつき
歓んだ、みたいなこと。
.
恐らく、これを実はoperaよりも先に小学生時代officium から始めたのがわたし十音のプロフィールで、
これをofficina から始めたら「薬学部出身で司祭です」みたいなプロフィールになるかもしれませんし、operatorから始めたら「電話の交換手だったけど人をつなぐということに興味が尽きず音楽事務所に」みたいになったりとするんじゃないか~。
.
op.という語でカオスを斬ってみて、そのさまざまな切り口を眺めてみるだけでも1人の小宇宙形成が番組みたいで面白いのと同じように、
不要不急という単語でカオスを斬ってみて、
その切り口を見るなんてことができるウィルスとの付き合いを
不要不急のわたしは精いっぱい生き抜きたいと思う。
.
あ、不要不急の美学には、健全な胃腸が欠かせない、というのが東洋医学的な教えです。不摂生して禅問答し続けるのはとても危険なことなので、やりたくないなと思う。