間と食卓と調子~リフレクソロジー雑司が谷十音

日々のあいま、リフレクソロジーで聴く、心とからだの調子。リフレクソロジスト山﨑絢子のブログ。

2023-01-01から1年間の記事一覧

tonenoteトオンノオト ブログをnoteに うつりゆきます。

いつも十音のブログを読んでくださり、本当にありがとうございます。 活動が横断的になってきて、 施術に留まらなくなり、 幅広く仲間を求めていきたいこと、 また優れた書き手や先達のいるプラットフォームに自分の文章を置いてみたくもなり、 今後noteに活…

tonenoteトオンノオト 古楽のロビーから。

何年か前、舞台に出て来たこのメンバーを見た夫は「あれ、今夜の公演は演劇だったか」と思ったという逸話が我が家にはあるのですが、 終演後のロビーを見て、なんかリベラルアーツな学会でもあったんだっけな、と思うというのも、いつものこと。物販のブース…

tonenoteトオンノオト 誰にでも分け隔てのない時間の塊をちょっと偏った暦に分化する 

ずっと十音を気にしていた、と仰るクライアントに、どこが気になりましたかと訊いてみる。 一見では解り難いところですかね…と微笑まれ、 「『来たらわかるから、言いたいのはそこじゃないから』ってはがきから言われている感じがしていたので、いつか行こう…

tonenoteトオンノオト オデュッセイア17-391どうぞお題を。

十音も開室して7年たちましたので、7年日記のように同じ季節のころの文章を読む楽しみがあります。 reflexologytone.hatenablog.com 過去の自分の作品を読み直すようになったら、作家はおしまいだ!らしいですが。作家じゃないですし。 残らないコトを商行為…

tonenoteトオンノオト じてんしゃと、町の◎◎やさんのこと

走れるようにしておきましたから、タイヤは大丈夫でしたね、チューブだけ交換して、あとグリップもね、ベルがついてなかったみたいなんで、かっこいいのつけときました。 それだけいただいて、1870円です。 と言われて、思わず「えええ!」と叫んでしまいま…

tonenoteトオンノオト ご予約はゴキゲンの宣言

わたし、自分の受けるセラピーの予約は勢いがある時でないとできません。 ご自身の健康予算をつけましょうなんて言いながら、 けっこうケチな自分自身を自覚しています。 結果、5月の陽気でこころは燃え立ちがんがん行動したいのに、 20度以下の気温に「立夏…

十音よりあたらしい東京セッションのお誘い

日頃より、十音のリフレクソロジーにご関心をお寄せくださり、ありがとうございます。 みなさま2023年の5月をいかがお過ごしでしょうか。 雑司が谷より 新型コロナウィルスとの間合いをはかりながらの直近の3年間、十音は植物精油との出会いから自然の薬理に…

tonenoteトオンノオト 類とか型とか

心許ないし、政治家に意見のメールを出して変革を望んだり、嵐を起こす羽ばたきの一つになろうというようなエネルギーは残っていないのだけれど、自分の半径1.5メートルほどの平和をそれこそ必死に保とうとしている。 微笑むこと。ぶっきらぼうにペイペイの…

tonenoteトオンノオト 決定的な

カレンダーが円形の方たち(例えば、地球暦®の界隈の方とか)は「今度って、何度?」という問い方が定着しているそうですが、十音は、「今度お茶しましょう。」というフレーズが苦手らしい。訳あって最近その言葉をたくさんいただくようになって、自分の身体…

tonenoteトオンノオト 手技と身体観事始め

指揮者/声楽家の櫻井元希さんが世話人をされていた、光岡英稔先生BUGAKUスピンオフ という講座に参加したあとのセッションは、 施術の所作と、縦気横気とということが気になって仕方がなく、 手技すべてが礼式みたいに思える十音です。それも重い。 施術を…

tonenoteトオンノオト 調える

手を加えて並べ替えるのではなく、来るものに備えるというイメージで、この文字のととのえるが好きである。 食べていけるのか、と気にされることもあるけれど、その「いける」ってどれぐらいの余裕や可能を指しているのかは人それぞれ。そう問われた時に、今…

tonenoteトオンノオト 経緯 経絡 織り

糸へんは興味深い。私の名も。 光岡BUGAKUスピンオフからの、縦気と横気についてずっと気になりながらセッションをしている時、 https://twitter.com/tonereflexology/status/1651201831908032513?t=byKFcRa6OZL7SUhZUhnK-Q&s=19 施術が織物になり、 セッシ…

tonenoteトオンノオト 武学

昨夜 #光岡武学 のスピンオフ体験。新しい回路が開くなんてまだ言えず、ちょっと土が柔らかいから回路掘れるかも!ぐらいの導入を感じるか見失うかの十音は、今朝はとりあえず、正座。解ってはいないんだが、正座。身体の力、ほとんど使ってないんだなあ。あ…

tonenoteトオンノオト 弥生

↑ CDブックレット 美しい 昨日ベアータ・ムジカ・トキエンシスの、ルネサンスポリフォニーを歌ってみるワークショップが終わって 参加者としてではなく会場やロビーを漂っていたわたしは 音楽の場のスタッフという不思議な自分だけに与えられた時間にとても…

tonenoteトオンノオト 7周年

2016年4月6日にリフレクソロジー雑司が谷十音toneを開室して、 本日で7周年を迎えることができました。 (訂正:4月7日でした。) 十音のロゴ五行 細いですがながーく、これからもご一緒に。 身体の音に耳を澄ませるように、手技療法の世界に潜って、 無事に…

tonenoteトオンノオト 不問

「前回の『エンドルフィン』で味をしめましたね?」 と和葉さんがにーっと笑ったので、 全くだ、グレイに持ちこたえるんじゃなかったっけわたし、 とちょっと情けなく思い、もごもごとしてしまう。 そもそも幼児みたいに何?なんで?と何もかもが気になって…

薬店修了、十音は巡る

うるうきさらぎ朔日は、 登録販売者見習い期間を修了して、薬店最終出勤の日でした。ガチ肉体労働✕精神労働業界でしたので、特にこの2年間は体調不良で不機嫌になるということを自分に許さず、生活の全てをそれ中心に回しました。 夜は9時に寝てしまうことも…

ベランダ仕事

この3年間で、ベランダに植物園ができました。 もともとローズマリーを何度も枯らすたちでしたが、五行論を学んだ頃からだんだんと植物を枯らさなくなり、家人が車を運転するようになってからは「フラワーパークオザキ」に通っては季節の植物を求めるように…

解しと呼び名/筋膜解剖ライブストリーム「歩行の解剖学とダイナミクス」のこと 

ダウランド アンド カンパニイ さんがあげてくださった、柴崎久美子さんの奏でる音楽を聴きながらなんとか書き出せそうです。 * ご自身が調子を崩す時の罠のようなものって自覚されているでしょうか。いつも引っかかる切欠のこと。 十音の場合は、圧倒的に…

睦月十七日 茨木のり子「対話」

#4 対話 茨木のり子 - 十音の調子 tonenote | stand.fm 間と息の、芸を磨きたかったんだと思います。 それそういう意味では歌もセラピューティック・リフレクソロジーも同じこと。 十音は非常に現場にこだわっています。 施術の間合い、この手技独特の垂直の…

睦月十六日 満月 茨木のり子「根府川の海」

#3 根府川の海 茨木のり子 - 十音の調子 tonenote | stand.fm BGMがもう少し消費者のことを考えたものになったら 薬店も売上が上がるのではないかしら。 毎年のことですが春。 薬店あて、「近頃気が滅入るんです」というご相談電話が来たり(よい漢方薬など…

睦月15日 茨木のり子 「魂」

#2 魂 茨木のり子 - 十音の調子 tonenote | stand.fm ジップロックにご飯(多め) キャベツか白菜をザクザク刻み いいお塩とオリーブオイルを振っておけば 通勤の歩行で美味しいサラダができています そこに何かタンパク質と しらす干しと塩昆布でもおつけで…

睦月十四日 立春 #1 行方不明の時間 茨木のり子 - 十音の調子 tonenote | stand.fm 歌っていたのですがちょいと事情で人前で歌えなくなってはや何年になるのだろう。 歌えないなんて書いたけれど、歌わないのだ。 甘かったのだ。 でも、読んでみることにしま…

睦月三日

今年は暦と心身を密接に絡めていこうと思っているのですが、春節から春分までの過ごし方がむつかしいと感じました。つまり今時期なのですが。なんだか宙ぶらりんなのです。 今年は1/22に春節だったので、春分3/21まで2か月近く開くせいでしょうか。 肝腎なら…

tonenote 間と食卓と調子 2023

旧暦大晦日いかがお過ごしでしょうか。少し体が疲れているのでこの午後は温かくして動かず、#地球暦 #月めくり オンラインイベントのアーカイヴを視聴しながら、刻々と変化する空に時々目を向けて色々考えました。 この1年は2年間と決めていた薬店での医薬品…

tonenoteトオンノオト 冬土用風景

土の期間、農家のお休みとも言われますが、ようは調子を崩しやすい期間です。 くよくよしやすかったり、冬期鬱を発症したり、依存性が強くなったり。 今朝は少し気温があがったせいか、薬店にも朝からたくさんの方が入ってきたのだけれど、みんな棚の前で考…

tonenoteトオンノオト 思考の五行的棚卸

何かを興す時周りから見たら無節操に散っていて全く体系になっていない私の興味が、実は1つの方向へ流れていく大河に流れ込むたくさんの源流みたいなものだったと解る時 源流の出どころがどこの山の上かをマッピングするために、部屋の真ん中に鎮座する大き…

tonenoteトオンノオト 糠床日記

テネットやら、ゴッドファーザーやら、ミュンヘンやら、昨年末から銃声が響き続ける映画を続けてしまい少々耳についてしまった。今夜は銃ではなくペンで締めくくろうと、ペンタゴンペーパーズを5回目ぐらいで観て、また同じシーンで泣いてしまう。輪転機が回…

tonenoteトオンノオト 調整は4-8時の間にと時計職人は言った。

いやあ、なぜ暮れと正月なんかがあるだろうと思っていたんですよ、スムーズに(刻まずに)時が移るだけなのにって。でも、そこでみんなガタが来るんだよね。ここの建物もそうで、いろんなところを直しに入っているけれど。やっぱり、変わるのは4月からがいい…

tonenote トオンノオト 瑠璃色

ゴーシュはハンガリーの話か、ととつぜんセンセイが問うので三毛猫が出てくるし「おみやです」とか言うし日本の話ではないかと答えたが、そんなこと考えたこともなかったというのが賢治先生のすごいところ。ユニバーサル。 日本フィルには最後に室内楽で田園…