声
睦月十四日 立春
#1 行方不明の時間 茨木のり子 - 十音の調子 tonenote | stand.fm
歌っていたのですがちょいと事情で人前で歌えなくなってはや何年になるのだろう。
歌えないなんて書いたけれど、歌わないのだ。
甘かったのだ。
でも、読んでみることにしました。
声帯を通し、声に乗せると、
黙読で立ち上がらなかった何かが感じられ、
文章が「立体」になります。
学生時代から旋律の音より休止に興味があり、
詩の1行と一文字の空白の違いや、
何故かそこだけついている読点に、
息の流れが「どうする?」と問うてくる。
しばらく続けようと思います。
最初は、のり子さんの晩年の詩に背中を押してもらった立春です。