間と食卓と調子~リフレクソロジー雑司が谷十音

日々のあいま、リフレクソロジーで聴く、心とからだの調子。リフレクソロジスト山﨑絢子のブログ。

2020-01-01から1年間の記事一覧

働きたい。

朝5時半 パンが焼けるまでの5分間ベランダの植物に会いに行く。 今朝は初めて、3-5匹の蜜蜂がゴーヤの蜜を集めに訪れていた。 ゴーヤの花の香りは夏の花らしくすっきり甘い。白粉花に似た香りがする。 短い足にいっぱい花粉をくっつけて一所懸命働く蜂に心…

空気を抱くように、

「恋するリコーダー」本村睦幸さんからリコーダーを教えてもらう (9)|田口ランディ @randieta #note https://note.com/randyt/n/n7a830cce3cc9 歌おうかと 最少限の弦の音と空気と 世の中の音を聴きすぎる傾向のある芸人にはリフレクソロジーもそうなの…

足踏みしゃくとりむしの偏愛

このように逃げ場のない暑さの中では、 暑苦しい自分の肉体さえ消えて、 「刺激」のみがスピリットみたいにそこで仕事してくれたらいいのに! でも液体のない刺激的なスピリッツの酔いはない(あったらアブナイ)ように、 施術者がそこにいることというのが…

30分バージョンのセッション「十音のちょっとうちあわせ」はじめました

◆◆十音のちょっとうちあわせ 30分のダイジェスト版セッション 3300円(税込み) ご滞在は40分◆◆ 施術の前後は5分ほどとなりますので 正直おもてなしはあわただしいですが、 十音の刺激の質はお伝えできます お着換えと足湯は省きます。 幼稚園に子どもを預け…

Beata, Beatus, Beatum (レビューいただきました)

あらためまして、先日はありがとうございました。絢子さんの文章を時折拝読して、どんな施術をなさるのか興味津々でした。温かくて、ふかふかの干したてのおふとんみたいな手で包まれた時に、「これはなんだろう」と思いました。この間、「なんだろう」を反…

冷たい水の中から(レビューいただきました)

心地よい優しい手技。丁寧に扱われる事によって癒される身体。リフレクソロジーの直接的な狙いは反射区というツボのような見立てから身体の様子を見るものらしい。私も当初はそのつもりで、腸活の助けになればいいな、とか、足の疲れが取れるといいな、とか…

十音より夏の音/やまざきあやこ

暑中お見舞い申し上げます盛夏の満月いかがお過ごしですか十音は今日も雑司が谷におります 例年よりもからだとこころについて思いながら4月 開室5年目をスタートしました「雑司ヶ谷手waza市」は8月で44回目です セラピューティック・リフレクソロジーを基本…

規格外。

朝セッションの精油の答え合わせ→ 食べすぎによる胃痛、口内炎、月経前の浮腫みと冷えに シダーウッド、ローズマリー、ラベンダー。 いい線いってる。はじめはちょっと強いけれど、セッション後も力強く支えてくれる感じがする。 * もっと宣伝したらいいの…

わたしを通じて、身体を感じることは、

DNM コントラクト・リラクゼーションのアプローチを4つ学んだあとの、初セッション。 十音が今、扱うのは足のみですけれど、刺激の相互作用のイメージがはっきりしてきました。わたしと、クライアントの「間」のこと。 今までも「皮」に触れ「皮」とセッショ…

きらきらしない。

人間を一面だけ見て黒か白かで分けていたら、あなたひとりぼっちになってしまうよ、 とばかりに価値観に問いが差し込まれることが多い昨今です。 ちょっと譲ることや、もっと混沌をよしとして放っておくようなことが必要そうです。

DNMプライベートレッスンDay1

tone だけに。声も刺激ですよね。DermoNeuroModulating プライベートレッスン第1日目。手技療法家が働きかけるのはクライアントの皮膚へ。そしてクライアントの神経システムの変容を「待つ」。十音らしい間合いや、セッションという単語に込められる相互作用…

2020夏土用に土と身体を思う。

うなぎを食べたい、と番頭がしきりに口にします。 今食べなくてもいいのじゃないか、とはぐらかしている十音です。土用。 アルバイト以外どこにも行かないこの半年を、 十音は土と遊んで過ごしていました。 夏への養生は喜びをうまく扱うことだと思っている…

やすさとか、づらさとか。

自律神経失調症というのは、ふつうの真面目な人間にはもうデフォルトの状態とさえ言えるのでは。 そんなこと考えてしまう、7月です。私自身はそのような診断を受けたことはないのですが、彼女たちと同じ大学生のころは明らかにそのようであったし、床から起…

庭師。

数あるわたしのアルバイト遍歴の中でも、先日の女子大学でなぜか一番の注目を集めてしまったのは、大学3年生のときの「農家1か月住み込みバイト」 長野県の川上村のレタス農家(専業農家)に住み込み、1か月間出荷の手伝いをしました。アルバイト雑誌の夏の…

糠床日記。

いかがお過ごしでしたか。わたしは何を、していたんだっけ… 食べておりました。髪も切りました。 7/1 母校のお茶の水女子大学の、「お茶の水女子大学論」にて、ひとコマ、自らの「キャリア」についてお話する機会を頂く。 「非正規雇用の道と、その果ての起…

それを何て呼ぶかなんて知らずに。

どうも、「名称」に囚われすぎなのでは。とドラッグストアでマジックリンを棚に入れながらそんな気がしました。目の前の商品とはまったく関係なく、モノを無心にあつかっているとふとそんな気が降ってくることが多いのです。 例えば、「ロジカルシンキング」…

本末、始末。

いのちがけで生きているということを、忘れているよね。特に日本人て忘れやすいかも。保険診療でなんとかしてもらえると思っているかも。と、そんな話を昼の食事をしながら話していた。 こんなに医療費が補填される国において、わたしたちは補填する側一辺倒…

鎮魂歌

ゆるすって、忘れるのとは違うんだねえと思う。 わたしはよく思い出し怒りをするのだけれど、それをえのさんが、熱せられてしまった鉄瓶のように陰が虚していて、いくら冷水を注いでもすぐにじゅーっと蒸発してしまう状態、と言い表してくれた。 ゆるすって…

皮膚と肌。

2年前の、十音イタリアルネサンスの旅。伏線は解剖とアート。 写真の冒頭この人はミラノの大聖堂にいる聖バルトロメオですが、4本の足のうち2本は、抜け殻です。皮膚を剥ぐという処刑があったんですね。だからバルトロメオさんはいつも自分の外側を背負って…

その日は行けません、という呪い。

誰かが何かイベントを立ち上げたときに、いの一番に「その日はわたし行けません」というコメントを書き込まないほうがいいと思うのですよ。その情報って誰のこともハッピーにしないから。想像力を発揮していただきたい。大人のすることではない。 あなたが来…

鎮魂歌。

ゆるすって、忘れるのとは違うんだねえと思う。 わたしはよく思い出し怒りをするのだけれど、それをえのさんが、熱せられてしまった鉄瓶のように陰が虚していて、いくら冷水を注いでもすぐにじゅーっと蒸発してしまう状態、と言い表してくれた。 ゆるすって…

りある。

6月14日(日)に雑司ヶ谷手waza市を開催することにしました。 ayakoxyamazaki.wixsite.com リアルな施術です。 数種類の手技療法を組み合わせて受けて頂ける「体験のマーケット」というコンセプトで立つ市です。 セルフケアもよい、そして2月末からこのかた…

これから初めて十音をご予約くださる方への、施術料に関する重要なお知らせ

十音は 2020年8月10日以降のご新規のお客様より、 施術料1回券(現行5,000円)を8,000円(税込み)とさせていただきます。 何卒ご理解、ご了承いただけますようお願い申し上げます。 ayakoxyamazaki.wixsite.com * 2020年8月9日で現行の1回券料金を終了いた…

healing

手waza市終了しました!5月中書斎状態だったセッションルームはセッション仕様に戻り、以前から在宅勤務スタイルだった夫と向かい合ってこのブログを書いています。 緊急事態も解除されたので、もうオンラインではなくてリアルにやっちゃうのはどう?提案い…

ほんとうは協力なんかではなく、

外出自粛要請がありましたから、セッションやめました、解けたからセッション再開します!…っていうのに違和感を感じていて、そういう宣言ができないでいます。もっと何か根源のことでひっかかっている。 アーティストに協力してなんてもったいぶってみまし…

とうとう来てしまいました。緊急事態宣言解除の日。それもよいでしょう。セッション予定も受け始めましたよ。 自分のことがよく「解」らなくなりながら、映画「食べる女」を上記予告編の断片とる直前まで見て(すみません、お三方)、その前は坂口恭平さんの…

みんなの足の物語から世界ができました。

54組108本の人間の足と、番外編でワン一匹とニャン三匹、番外編でミケランジェロのヴィーナスなどの足が語ってくださったことから、素敵な世界ができました。 パソコンで見ていただけると楽しいです! 何をクリックしても、何か出て来るはずです。スマフォは…

わたしの物語は。

ドラッグストアのアルバイトから帰ってくると、すぐ昼食にして、そのあとすぐにセッションルームにあるPC前に座るようになったのですけれど、今日の「ウチの足の物語」はなにも進まなかった。焦ってしまう。アンケートは順調に回答を頂いている。こんな企画…

足掻いたひと。

ひたと満ちる感じ。小満。5月の下旬の始まりでもあって、木から火にバトンタッチだという空気があります。うまく喜ぶためにいろいろやらかしました! ブログには、個人的な「ぼやき」も含め開示していようと思うのです。ある表現者のメールマガジンにおける…

ウチの足の物語 タイトル

好奇心いっぱいの水鳥 ちょっと宙に浮いている庭 治水がテーマの王国 真珠によく似た人魚姫 大地のこと 真っ白なつきたてのお餅 エネルギッシュなオレンジの実 大きな樹と3つのりんごの物語 雷の話を聞いてあげる白樺と、小さなリスの話 勇敢な火消とちょっ…