間と食卓と調子~リフレクソロジー雑司が谷十音

日々のあいま、リフレクソロジーで聴く、心とからだの調子。リフレクソロジスト山﨑絢子のブログ。

鎮魂歌。

ゆるすって、忘れるのとは違うんだねえと思う。

わたしはよく思い出し怒りをするのだけれど、それをえのさんが、熱せられてしまった鉄瓶のように陰が虚していて、いくら冷水を注いでもすぐにじゅーっと蒸発してしまう状態、と言い表してくれた。

ゆるすって、鉄瓶そのものを平温に冷やすということなのでしょうね。陰を補ってカッカしている陽とのバランスをとること。

 

そして、陰を補うということと、副交感神経郵政にする(リラックスする)ということは似て非なること。陰=マイナスする減ずるということではなく、例えば冷たさ、例えば暗さをプラスするという言い方のできるエネルギーの性質のこと。五行と同じく。

 

鎮魂するようなことなんでしょうけれど…何が必要なんだろ。

 

 

感性の反義語って、なんだろうと考えてた。理性だそうだ。知性ではなくてよかった。

わたしは感性優位のため、広く浅く身に着けたことや引き出しを用いてざっくりと印象を捉え、表現することはできても、その身に着けたことの印象以上の詳細を伝えることができない。あまり解剖できず、細部を的確に語ることができないということ。

 

そのかわり、ざっくりとアイディアを生むことはできる。閃きはある。そこで見えたものの細部を知ろうと努力することもできる。理性は努力で手に入れることができないかしらと思っている。でもなかなか難しい。私にとっては理性が陰で、感性が陽。

 

*

 

十音へのお支払いの一部を、物々交換ならぬ、物コト交換にしたらどうなる。
セッションはコト。
ではいただくブツは、モノではなくて、「食事の食材」8000円分にしようかなと…(それも、できれば減農薬か無農薬の野菜や、地域の特産品とか)すると、今私が生協で購入している食材代は減っていくでしょうから、結果いけるんじゃないかと。

 

しかし、自身が農業やっていますとか、実家が農家ですとかいう方でないと、買うのは手間がかかることでしょうから、現金のほうがお客様には楽か。

 

ただ、どうしても現金が手元にないという方にも、トリートメントは必要だし、わたしとしてはどんどん受けて欲しい。そして自分が削れていくことも避けたいのです。
何かよい手がないでしょうか。価値と価値を交換するカネ以外の手段が。

 

 

昨日開催した、雑司ヶ谷手waza市(42回め)には、前からのお客様がお誘いに応じてくださり、充実の施術をすることができました。

 

次回は7月5日、この日はメリディアンボディの施術もあり、また、オプション10分のディエンチャンボディのメニューも作りました。

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実はこの日から十音が宣言始めたこと。


手waza市のコンセプトの濃度を上げ頻度を上げた、ホリスティック・リトリートの場を持ちたいということ。

 

あの…えのさんからは「魔法使いが魔女になるのね!」と言われ(おそらくマヤ暦的視点)
歩く薬膳辞典のあすちゃんからは「養生の館ね」と言われ、



お越しになったお客様が「魔女の館!」「魔女の館実現を祈って!」とお声がけくださるので、
もういっそ魔女の館ということにしようかと思うんですけれど(笑)
とにかく、疲れた人が逃げ込んで刺激を受ける(もはや癒しだとは思っていません)手技療法の館を営みたいのです。

 

夫と暮らす場として土間のある一軒家を探しているというのはずっとあるのですが、それは恐らく東京ではない。畑もやるから。その場を探す旅はこの夏から始めます。

 
それと並行して、廃屋のようでもいいので街中で空き家を貸してくださる方がいらっしゃらないか、探しています。期限付きで構わない。自由に土をいじらせていただけるのなら有難い。薬草を植えるから。

 

仲間の療法者たちから提供されるさまざまな手waza

おいしい食養生

3つめの椅子たち(交流)

 

必要とされる場で、必要とされるコトを行い、小さく強くお商売を回し、疲れている人間に手技を、そこには叡智の結晶があるように。そして施術をすることは、鎮魂だと思う。

 

われこそはという館に会えそうな予感しかしないのですが。

 

さて、空き家バンクなんかも調べ始めますよ。任意の手技師集団ですけれど、活動実績は継続してあるので、どうかな。

 

 

このタイトルにはまったく他意がなかったのですが、
友人がFBにシェアしてくれていた中村恩恵さんと首藤康之さんその他ダンサーたちによる鎮魂歌のリレーをさっき見た。

自分のことばかり考えていて恥ずかしいけれど、自分の暴れる魂を沈めてから、この境地にいきたいなと思う。

 #ccj #requiem #鎮魂歌