間と食卓と調子~リフレクソロジー雑司が谷十音

日々のあいま、リフレクソロジーで聴く、心とからだの調子。リフレクソロジスト山﨑絢子のブログ。

糠床日記。

いかがお過ごしでしたか。わたしは何を、していたんだっけ…

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食べておりました。髪も切りました。

 

7/1 母校のお茶の水女子大学の、「お茶の水女子大学論」にて、ひとコマ、自らの「キャリア」についてお話する機会を頂く。
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「非正規雇用の道と、その果ての起業」の話。
 

非正規という言葉が、よくないですよね。不正みたいな響きがするのです。正職員の「正」という漢字と見比べてしまうのかもしれません。でも実際には、パート、アルバイト、契約職員を含む、働き方のひと種類の名前に過ぎないとわたしは思っています。自分のテーマに沿って雇い主を選ぶフリーランサーにだってなれる。

 

わたしは、「非正規」という言葉にこだわらず、さっさと個人事業主になり、プロジェクトごとに契約して契約金を上げていく契約職員になればよかったなーと、今は思っています。それが可能だったかはわかりませんが、当時は必要な人力だったと思うのです。サラリーウーマンの顔をして有期雇用にしがみつかなくてもよかったですよね。

 

結果、淡々と四半世紀のことを語ったに過ぎない90分は、「なぜ仕事しないといけないのだろう?」という問いかけに始まり「『お茶漬け中のわたし』に伝えたいこと」(フリーター、アーティスト11か条!)に経過し、楽しい質問をたくさんいただいて終わる、まさに「ほぐしをほぐす」時間。私自身が解れていきました。

 

ほぐしって鎮魂。いつもは足に触れることでそれを目指していますけれど、
私自身の中身に鎮まっていない部分が多々あったのだと気付きます。
つまり、わたしは私のキャリアに関して、正視できていなかった部分があり、その混沌が不安で、必要以上に自信をなくしていたと思います。

 
今回、ウィルス禍下の淡々とした日常、施術ができなかったのでできた時間に、わたしがしてきた思考としごとについて、まずは時間を洗い出して、それを階段状に積み上げていく作業をしました。いわゆる企業の中でのキャリアパスを描く手法で、過去を描いてみたのです。あまり色々なことをしているので、学生の皆さんにはびっくりされたのですが、実は、あれでも全部書けていない、わたしの層。

 

後日送ってくださった400字以上が273件!というコメントペーパーをじっくり読みました。批判的な意見もあるかなと思ったのですが、安定を求めつつ、「そんな不安定な生き方もいいですね」的な(笑)、提示したままを受け止めてもらっている感想が多かったことには驚き、またそこで私が鎮魂されていきました。

 

自身の、学生時代の身体の不調のことも思い出し、それが精神的な不安定に結びつくこともよく解っているので、十音では学割価格での施術の提供を始めました。遠慮なく使ってほしいと思います。

ayakoxyamazaki.wixsite.com

 

こんな十音に目を付け、呼んでくださった、大木直子特任講師。
ありがとうございました。

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7/5 雑司ヶ谷手waza市

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集中度と精度のますます高い、えのもとあつこさん(しぜん療法サロン100hana)
フェイシャルリフレクソロジストの向井阿寿華さんと、久しぶりに3人揃って市を立てました!

25分の短い施術を、2,3種類組み合わせてオーダーメイドのメニューを作るのが、このイベントの特徴です。買い物籠にお好きなトリートメントを入れるようなイメージ。だから「市」。

自然手技療法に興味がある方や、施術者についてとりあえず少し知りたい方はぜひ試していただきたいです。次回は8/9。

ayakoxyamazaki.wixsite.com

 

7/6 フットケア(爪切りと、トラブル爪ケア)のレッスンを受けに、成城学園の東京フットケア協会へ。

たかが爪切りと侮ることなかれ。爪の伸ばしすぎも切りすぎも、人の「ふんばり」を狂わせ人生を狂わせるのです。

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いますね、こういう分厚い爪になってしまった方。

趾への刺激だけではちょっと気が遠くなるなという形に、これから出会う時のために、爪の形の整え方を学んできました。ちなみに、この画像の爪は「白癬菌」にもしかしたら感染しているかもしれない爪の、モデルですが、講師の秋本先生が、一つ一つ粘土などで手作りされているそうです…!

 

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歯医者さんと同じ器具もあります。
でも歯は骨と一緒で、爪は皮膚と一緒ですね。
足指の先には途中までしか骨が通っていません。無防備な先に力を入れるために、皮膚が硬化して爪となっている、ということは爪ケアは「触れる」ことにも近い大事なケアなのだと思います。足のアーチの崩れと共に伸びるレーンを間違ってしまった爪が、ただしく軌道修正されていく(爪溝を新しくつけ直します)過程は本当に感動的。
彫刻家みたいな作業なのですが、その自己修正力も、アートだなと思います。

 

十音で提供できる日をお楽しみに…

 

7/7-8 飯能~秩父へ プロフィールにある通り、将来土間と薬草園のある館を営むことが夢なので、受け容れてもらえそうな移住先をすこしずつ探しているところです。

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秩父神社の中から見た、参道。

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淡々と、火、木、金、土は朝はドラッグストアにいます。
人の消費も食欲も落ちてきている、という印象。
例えばグミとかは、味よりも新製品なんじゃないかと思うのですが、古い版がどんどん入ってくるし、倉庫もないのに置き切れないほどの日用品が入ってきたりする。
バイヤーさん机上の数字で手配しているんでは…と疑いつつ、それはわたしのしごとではないので、淡々と整理する。

 

 

いろいろ考えています。
もっと科学的な裏付けが欲しいとか、
自分の施術一式に名前がほしいなとか。
集中して暗記勉強をしないといけないこともある。その時間は作るしかないのですけれど、ちょっと落ち着かない10日間でした。

 

そうそう、ベランダ菜園も続いています。土づくりもしています。