間と食卓と調子~リフレクソロジー雑司が谷十音

日々のあいま、リフレクソロジーで聴く、心とからだの調子。リフレクソロジスト山﨑絢子のブログ。

みんなの足の物語から世界ができました。

54組108本の人間の足と、番外編でワン一匹とニャン三匹、番外編でミケランジェロのヴィーナスなどの足が語ってくださったことから、素敵な世界ができました。

 

パソコンで見ていただけると楽しいです!

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何をクリックしても、何か出て来るはずです。
スマフォは…惜しいなあ。ちょっと崩れるかもしれません。

 

キャラクターは、WIXベクターアートから探したので、ドンピシャでない方も多々いらっしゃいますが、ご自身の足が語ったことを見つけてみてくださいね。

 

【ウチの足の物語の流れ】

①足の裏と甲の写真を送っていただく。

②十音より簡単な五行のシステムの説明。

③写真を見て、想像する質感や、添えられた体調の情報から聴いた物語と、健康維持や体調改善のためにできる簡単なリフレクソロジーのセルフケアを返信。

④2週間後、アンケート送付。ご回答いただく。再び写真を送っていただいた方も。ありがとうございました。

 

ご本人でないと、これらの物語はナンセンスで意味のないものかもしれません。
しかし、アンケート結果では、大部分の方が「興味深く」読んで下さいました。
リフレクソロジー的には足には小さな自分が反射されており、
つまり足は小さな自分そのもの。


キャラクターが五行の世界を冒険しているのを、まるで自分が宇宙になったように、俯瞰する。わたしは、東洋医学のいいところは、いったん不調を自分から引きはがして、キャラクターに語らせることで俯瞰できるところだと思っています。

 

東洋医学には正しい解がありません。というより、正解がどんどん変化していく。先日「文化芸術復興基金」の設立を政府に要請したアーティストたちのオンラインシンポジウムを見ていて、「変化していくので過去の正解は今の正解ではない、今のこの事態のなかでの解決策を」ということを言っていたけれど、東洋医学や五行論、ボディアセスメントにも、絶対的なところと、現況に引き寄せて考えたほうが、人に「効く」部分があるように思います。

 

例えば、「金」が乱れるのは秋の乾燥の時期が多いが、リフレクソロジストになってから、晩春から初夏に白い顔をして咳をする人が多いと感じていました。まして今は、新型コロナウイルス感染症状が肺なものだから、世界中がなんだかしゅんとして、哀しみで元気がない、ということを、この3,4か月ずっと書いています。

 

この企画の副題は「(外に)出られないわたしたちと、(人に)触れられないセラピスト」

 

問いを、もう一度、コピーしておきます(問いって、差し込む刺激のこと)。

 

新型コロナウィルスによる感染症拡大防止策として、緊急事態宣言を受け取ったわたしたち。

外出自粛要請はいまのところ5月6日(水)まで。

 

 

人と集わないと、会わないと、触れないとしごとができない手技療法者にとって、

「人の命がかかっている」この自粛要請はこころに重たく、

医学的にも、経済的にも、倫理的にも、世界が分断されそう。

 

クライアントのキャンセルメールにも深く悩んだあとがみられ、

いっそ休業宣言をだしたほうがお互い楽になるのかとこちらも悩む。

いっぽうで、リフレクソロジーは休業要請の対象にならないのではと、

混雑した通勤電車やマスクを求めて人が並ぶ列を見ながら思ったり。

 

逡巡するわたしの「思いコリ」について思考をめぐらせました。

 

手で触らないと、解せないのか?​

しごとはできないのか?

外に「出られない」のか?

​制限もまた、刺激ではないのか?

 

 

ご協力者たちは、強制されたり、自粛したりで外出を控え(しかしもともと外に出るのが好きではなくラッキーとばかりにという方もいるでしょうけれど)、何か「動き」を制御している中での今の身体を、足からわたしにスキャンさせてくれました。

 

ご返信にて「理解してもらうってことは、深い癒しです。」と書いて下さった方がいて、ああよかったと感じました。

 

もちろん、仮定として、「わたしたちは触れなくても解せる」があり、それを検証するリサーチとなったと思います。

 

足は、その人の歩み方、立ち方、在り方が出ます。
恐ろしいほどの個人情報庫であると気が引き締まりましたが、
半面、足を理解することで自分が解れます。
正解かどうかは…解りませんが、いつも状況にあった解を出して、ヒトはとりあえず進むのだと思います。フットリフレクソロジストはそのお手伝いができます。

 
そして、雑なところもありますが39話つくりました。制限ってある意味刺激として使える。動くなと言われることで自分の内部の振動が感じられるように、何かを止めてみたときに使ったことのないところを使うような頭の使い方をしました。

 

人は生き残ろうとするものです。なぜか毎日かなしく、街中の自分勝手な人間のふるまいに怒りながら、それを原動力に一つ一つ書きました。


いただいたお写真は、これからこの面白い世界を一緒に作っていってくれる方たちとの勉強会で、個人が特定できない形で使わせていただく予定です。本当にありがとうございました。

 

 

 

そして、次は「おんらいん手waza市きゃらばん」です!!!

ayakoxyamazaki.wixsite.com

時は5月31日(日)。

オンラインに否定的でしたが、「ウチ足」で文章に変換している間に、オンラインでできることがあると確信しました。

生のセッションがしばらくできませんので、このウチ足企画でこの全身で鍛えた直観力は、すべてこの日に注ぎ込む。リフレクソロジストとしてちょっと違うステージの始まりになるようで、わくわくしています。

東洋医学でサードオピニオンまである(手waza師3人で、ズームで伺うから)というのは、なかなかないのではないかと思います。生の世界よりも生生しくハートで企画しますので、必ず、逃さず、おたのしみください。

 

もし、経済的に今は3500円がきついという方は、直接十音にご連絡ください。

「ツケ」おっけーっす!