間と食卓と調子~リフレクソロジー雑司が谷十音

日々のあいま、リフレクソロジーで聴く、心とからだの調子。リフレクソロジスト山﨑絢子のブログ。

2021 大寒 款冬華

1月20日水曜日 開閉のこと

 

款。まこと、しるすって読むのですって。ふきのはなさく。

  
夕方ランニングしながら思ったこと。月経が終わったばかりというのは弱っていてたいへん無防備な状態と言えよう。
経験していない出産後の疲労には比べるべくもないのですが、血液も帯下もなく、煩わしさもない代わりに乾いて空っぽという感じ。
月経前2,3日から骨盤が開いて身体も広がる感じになり、ドーガンインターナショナルのインガ先生によれば「始まる、出す、終わる」の3日間で月経が終わったあとから骨盤が閉じると言われています。
この時期に休息して、すっきり閉じていくというのはとても大事なことだと思うのです。自分の内側に意識が向くいい時期なので、そんなことに気が付くようにもなっています。
個人的にはずごごご…という音が聴こえそうなくらい、大変な開閉を女性がやっているということを最近、漢方系の男性の先生がメンションしてくれるようになっています。想像していただくしかないんですけれどね。男性には。
3大激痛のうちに尿管結石が入っていると思うんですけれど、経験者としては生理痛のほうがきついです。ずっとナイフで刺されている感じ。近頃ずいぶん楽になりました。それに、ためらわずに2日目は薬を1日3錠飲みます。酒飲みなので代謝も速いのではと思います。医薬品についてかじってみて、うまく使わない手はないと思っています。

 

大寒。自然界においては1年で一番過酷な時期で、生き抜くのに知恵が要ったり、シャットダウンして眠ったりしなくてはいけないはずですが、わたしにはどうも昨年の夏のほうが大変すぎて。近年、冬はうまく養生できている気がします。恐らく脾経のダダ洩れ性質が夏には最悪で、秋に収斂して冬は収まるからなのでしょう。1年中こうして閉じていられたら楽なのですがそうはいかない。やっぱり春には種を撒き、発芽をめでてわくわくし、初夏に発火して真夏は炎上せずにはおれない自分。でも自身の五行を俯瞰して上手にやるのがセラピューティック・リフレクソロジストです。
火力が旺盛すぎて山が燃え尽きそうになるわけで、やはり鍵となるのは水、あとは生来の金の扱いだなー。肺/大腸はこれから数年、ポピュラーな課題でしょうから、クライアントと一緒に新型コロナウィルスとの付き合い養生を深めていきたいです。

 

今日は寒中見舞いを書いていました。年賀状を頂いた方のうち、すみません、普段SNSをあまりされてないつながりが薄い方に発送しました。SNSでつながりのある方には、夫が描いたイラスト付きのもっと楽しいやつで、メッセージ等でご挨拶します。旧暦新年ぐらいに。

 
皆さんの、ご家族の写真付きの年賀状、撮るの大変そうだけれどとても楽しんでます。
ああ、今年はこういう感じなのね、とか。でもいつの間にか子どもだけの写真になっちゃったのはつまらないなあ…(ごめん)。

 

美術館に行く度に買いためてきた絵葉書が結構な量になっていて、
今年は63円切手とこれらを近くに置いて、どんどん葉書で御礼をしていこうと思った次第です。

 

安心して過ごし抜く。


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1月21日木曜日 

 

とても眠い!朝は何も考えずに起きるんだけれど、午後ちょっと横になると横になった分だけブラックアウトします。今、冬が一番深くについたんだと思う。浮上するために眠っているという感じ。案外生産的な時間なのかも。あとのことを考えると。

トランプ政権が終わった!と喜んでいるメッセージを見かける。「トランプは4年後戻ってくる」と繰り返すメッセージもある。心の底から喜べない不気味な雰囲気。
例えばバイデンが大統領令を次々と出していてその中には、国をまたいだ大きな事業の中止も含まれていて、トランプ支持者はこういう事業の関係者だったのかな、本当は大きな仕事をするはずだったのに奪われたのかしらなどと考える。
4年でアメリカは戻り始めることができたという人もいるけれど、わたしも好きな、大きな体で力いっぱい働き正義と自由が強いアメリカはもう戻ってこないのだと思う。4年間のうちにわかりやすくおっそろしいものをたくさん見てしまった。
 
日経のこの特設ページ本当にわかりやすい。日本の内閣についてもどこかにあるんだろうけれど見当たらない。

よくわかるバイデン政権の顔ぶれ:日本経済新聞

4年間って、あっという間だと知っている。
4年前の今日の記事を読んだら、書いたことを覚えているもの。
そして、このアイディアが「ことほぐし」として育つのに4年。

reflexologytone.hatenablog.com

 

他人に対して、「安心してお過ごしください」とよく書く。正直わたしも細かに揺れるのだが、それを調整するインナーマッスルを育てるにはもってこいの時期だ。自分に書いているのかもしれない。

留学とか就学でなく、2年間独りで必死に取り組んだらモノになりそうなコトはないか。私の血肉になり十音に静かに変化をもたらすような。

 

1月22日金曜日

 

中学卒業程度のレベルから、英語をやり直している。
ラジオ講座「ハートでつかむ英会話」が自分の好きな学び方に合っていたので、
同じ大西泰斗/ポール・マクベイ両氏の著された
『一億人の英文法』東進ブックス 2011年
をまずはがんがん読むところから。

闇雲に英語を話せるようになりたいと思っていていつも挫折なのは、英文法の基礎がなっていないからだ、ということに気がついたのは、バイリンガル雑誌のJapan Beer Times がどうしても読めなかったことから。どうやら自分が、主語と述語がどれだかわかっていないらしいと気が付き、そこで大西氏の「英語は配置のことば」という一貫したルールに目からうろこ。ぐずぐずの基礎を叩き直すべく、登録販売者試験でつけた勢いをこっちに向けている。
でも、読書がつらい。1日60-100ページ読むことにしているんですけれど、英語を読むのが本当につらい。取り掛かるまでにぐずぐずし、取り掛かってからもメールやSNSに逃避し、しかし「暗記は、するしかない、逃げられない、慣れろ」という勉強の王道を知ってしまったので、のろのろと戻る。
ダイエットの成功には、カロリー摂取を減らして動く「しか」方法はないが、特に女性は月のホルモン変化を利用すればうまくいくという知恵があるように、英語勉強の成功にも何か生かせる知恵があるはず。

 

今日の新聞に、第46代アメリカ大統領の就任演説が対訳で載っていて、それをぶつぶつと声に出して読んでいたら美しいなあと感じた。「配置」が効いている…!そして単語が単純で、強い。
わたしが米国人の演説が好きな理由―先達への敬意、脈々と続く精神に誇りをもち、未来への義務によって今の時代を鼓舞しようとする流れ、詩的な希望と使命感が全部入っていて嬉しかった。
(ちなみに、イチオシしていた米国ドラマ The NEWS ROOMは、第45代大統領のあいだだけ無料配信されて役割をいったん終えたのか、有料になってしまいました。でも、「我が国の選挙は世界中の羨望の的だ。ミスをするな!」という報道局長の演説は本当に好きでした)


声に出して読むと、バイデン氏が吃音を詩を朗読することで克服したということが共感できた。

 

はっとしたのは、「(分断は)今に始まったことではない、ずっと闘ってきたけれど我々の良心が常に勝ち抜いてきた~団結すれば失敗したことは決して、一度たりとも(never, ever×3!) なかった」という流れ。

I know the forces that divide us are deep and they are real, but I also know they are not new. 
We have never ever, ever, ever failed in America when we 've acted together.

 

そしてスピード重視。さっさと仕事。さっさとサイン。湿から逃れるかのように、さっさと行く。

 

今朝、「辛抱」という漢字をいいなあと思って、「辛抱」しようと強く思った。
昼に音読した演説のように、今に始まったことじゃない、と自身の短いが負けっぷりのよい歴史を思い、今回もうまく負け、未来の自分がうまく、さっさと、今よりもよい仕事ができるように手を打たねばならない。2年って思っていたけれど、大統領の任期が4年だったことを考えると、次の4年間だってあっという間だな…と思う。4年たってもまだ40代。過去に学べ、未来もある。中年って素晴らしい。


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1月23日土曜日

 

 茶碗や花を選ぶように明日の「律」の音を選ぶ。 

 

www.lescrisdeparis.fr

 

今の世界気持ち、雪の後の参道の午後に来る人に。Gesualdoの鮮烈なソプラノで参加されている美千子さんたち2/9は アンサンブル #クセノス 独りじゃできない解しを懲りず試みるのは音楽も足もみも一緒。

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