間と食卓と調子~リフレクソロジー雑司が谷十音

日々のあいま、リフレクソロジーで聴く、心とからだの調子。リフレクソロジスト山﨑絢子のブログ。

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街を歩けば、距離50㎝ですれ違う知らない人ばかり。

「知人」がそんなに遠いなんて思ってもみなかった!
 
消毒液で手が荒れるということで、ドラッグストアではハンドクリームが売れ、
 
スプレーやジェルに消毒と二文字いれれば手には取られるだろう、と乗っかるつくるほうのひとたち。(でもそこまで消費者は愚かではないので、みなじっくり読んで、売れ残っています。笑)
 
集う場の「ガイドライン」が出たのですね。
読みにくいですが、興味があるので読みました。
  

劇場、音楽堂等における新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン

https://www.zenkoubun.jp/info/2020/pdf/0514covid_19.pdf

 

そこが、「劇」や「音楽」の場であるということに関する、
特異なことはなにも書かれていない、
ドラッグストアでもとっくに実施されている、
  
しかし…公的なガイドなんて、そんなものなのでしょう。
ラインなんて、ディスタンス50㎝~2mぐらいぼんやりとした「エリア」なのだ。

 

そこに何等かのヒントや突破口を探しても無理な話。

 
ただ集うことを仕事にしているひとたちには、

ここからギリギリ度を探りあう、水面下の心理戦が始まる気がする。
 

 
大人として公のエリアから出ないようにすると、本当に大変だ。

お疲れ様です。

でも、ガイドラインは、劇場と主催側の心身の健康を守るためにもあるはず。「無理」なとこからは社会的距離がっつり取り、自分の場所を大事にしてほしい。
 

なんでも消化してくれる胃として、頼りにされてきた劇場、ホール、集いの場。

一部の集うひとたちが、自分勝手なクレームを言い過ぎたと思いますよ。

消化不良を起こして、入ってくるもの全部に制限を課すようになってしまいました。

その相互の不信感こそ、ウィルスみたいに人に感染して増殖し、

人を殺して文化も殺す。 

信頼されると相手も生かそうとつい頑張っちゃうという、

人間のいいところが刺激されたら、

成熟するのに。