クセノス来る。
昨夜、 世の中を変える異邦の存在「クセノス」を現世に送り出した歌い手、高橋美千子さんが、ふらりと、という風情で十音に寄ってくれました。
世の中を変えるのは若者、馬鹿者、よそ者といいますが、
昨夜大森復興教会には、そこに狂気の響きを期待してくる人間が満席連なり、
さながらヴァルプルギスの夜のような感じもあり、
何か大きなチェンジがありました。
狂気の響きを生み出す側は狂えない、そのギリギリを成し遂げるって、
大変に興味深い五行現象だわと、十音は偉そうにユニヴァーサル視点で思っていたら、夕方の十音に本人が現れてくれて。
昨夜のコンサートで取り上げたカルロ・ジュスアルドという人の歌のCDを
雑司が谷手waza市でかけていたこともあるのです。
誰にも知らせずにかけていましたが、
実は、「妻とその愛人を暗殺して予測不能の和声進行の曲を書き続けたイタリア貴族」というちょっと想像を絶するタイプの男性で、
しかし自分の中にもその要素は多いにあると感じることもある。
この時代に、衝動の強さを歌に残してくれて、嬉しい。
ジェズアルドの曲の中でリフレクソロジー・セッションがすごくうまいこといくことも多い。
クセノス=異邦人
わたしはリフレクソロジーや究極のお節介も異質なものとしてクセノスと同じ働きをする存在と思っており、セッションは表現だと言いながらも、差し込みや異質であることの質を上げようとしています。
今日のみっちゃんとのセッションはずっとこの「異質であること」「異質だとは感じないこと」「異質だと感じさせられること」について、自由に言葉を紡いでいく素晴らしい時間でした。
西洋占星術における誕生日のように、
足裏から読む性質は大きな情報を含んでいるので、本人以外と共有することはありません。
しかし、境界を大きなテーマとした超級の調整力、職人気質、そしてスター性。
わたしが魅力的だと思うアーティストに必ずあって、
扱いにてこずることもあろうところについて、
みんな五行に委託しちゃって、二人で俯瞰するような作業は至福でした。
なんとわたしは贅沢な仕事をしているのでしょうね!
さて次なる高橋美千子さんの出演コンサート、7月はあと3つもあるのですが、こちらのホームページやFBページもどうぞ。