tonenoteトオンノオト ホホバ愛 (ホホバ屋さんのこと)
以前、十音が大事にしていること というシリーズを書き始めたことがあるのですが、
途中で立ち消えに。
実は思い入れびっしり張り巡らされた環境上でのセッションなのですが、
今日は使っている「キャリアオイル」のことを書いておきます。
セラピューティック・リフレクソロジーの特徴として、
オイルやクリームを使わない素手の垂直方向の刺激のみというのがあるのですが、
一連の反射区刺激は最後に垂直の刺激を離れ、
ひざ下までの皮膚をエフルラージュしたりという水平の動きになります。
そして、最後は太陽神経叢の反射区に指を置いて深呼吸
(…なのですが十音はこの前にもいろいろと仕上げが入ります。他の施術を受けに行って学んだ手技を試したくなってしまうから。そんなこともあってドーガン・インターナショナルの手技は40分でひとセットですが、十音の一式は90分)
「水平方向の動き」の時に、潤いやすべりをプラスするために、
ドーガン・インターナショナル式だと肌に伸びやすく浸透しやすいクリームを使っています。
ふき取りが必要ありませんので施術時間が短い場合はクリームのほうがよいと思うのです。
でも足だけ90分施術でリラクゼーション要素の強い十音はケーススタディ時代から、市販のブレンドオイルを使っていました。
最初はプリマヴェーラさん
次に生活の木さんの数種類、
キャリアオイルもさまざまでした。
自身がアロマセラピーの基礎を学んだ2019年秋からは、
精油の世界に魅せられてしまい、
クライアントさんの状態にあわせた精油を自分でブレンドをするようになっています。
今、キャリアオイルには「ホホバ屋さん」より
◆未精製ゴールデンホホバオイル を一リットル送って頂いてつかっています。
十音がここの取り組みを素敵だなと思うのは、
環境に配慮した遮光パウチでの発送をしてくださることや、
フォローの丁寧さ。
なによりも届いた商品の箱を1枚1枚めくるたびに、
そこに「人の手とこころ」がアナログにかかっていることを感じとることができるところです。
正確で、ゆるみのない梱包と「ホホバ愛」溢れたメッセージ。こちらの気持ちも引き締まります。
精油の色を見るのが好きなので、
ブレンドはいつも展示室showroomで手に入れた白い陶器を使います。
一滴一滴の精油の原液に最後にホホバオイルを注ぐとき、
ゴールデンという名のとおり、ひだまりのような、輝くようなオイルが精油を希釈していく瞬間がたまりません。
全身施術ではないので少量お創りしますが、いっぺんにきもちがゴージャスに。
施術する側の手も栄養されていきます。
十音の施術室は生活感が抜けませんし、「サロン」と呼ぶ雰囲気ではないのですが、
白い陶器の中できらきら輝く植物の力にはいつも背中を押してもらいます。
大丈夫だ、ここはセッションルームだ、と自信をもらいます。
紙のシーツの張り付く感触が好きになれないため、
最後のオイル(水平)タイムもタオルの上で行っています。
当然ながらオイル染みが出ます。
十音は純石けん使いなので、ふくらはぎの下に敷いたタオルをまずは煮てオイルをある程度落とした後、
石鹸をつけて泡をたてごしごしと洗います。
このホホバオイルは純石けんとの相性もよく、
泡を丁寧に立てればくるっとくるまれて自然に還っていってくれると感じます。
また、自分と家族のお風呂上りも、ゴールデンホホバオイル一本です。
一リットル、けっこうありますので、乾燥痒みには全身に使用も惜しまなくてすみます。
エアコンをつける時や、昨今の信州通いや温泉にも携帯します。
もちろん合成香料もなし、皮膚に近く、すぐなじみ、すぐ安心させてくれます。
わたしはドラッグストアで登録販売者としても働いているので、
考え抜かれた化学的なお化粧品の根性のようなものもよくわかりますし、おすすめすることもあるんですが、
個人的には、そして十音では、これ一本やりで満ち足りています。
近い友人にはこのゴールデンホホバオイルを使って精油のブレンドをプレゼントすることもあります。
キャリアオイルの名の通り。十音のいろいろを運んでくれています。
植物精油もですが、それを運ぶキャリアオイルとしての「ホホバ屋さん」の未精製のオイル、これを読んで香りなど嗅いでみたい、と思われたクライアントさんがおられましたら遠慮なく、至福のブレンドタイムに十音にお声がけください。