2022 芒種 蟷螂生
植物園が好きで、旅先にあれば立ち寄りたくなる。
2018年「解剖」テーマにイタリアを旅したときも、パドヴァのオルト・ボタニコは外せなかった。
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温室の中など熱帯系の植物のダイナミックな姿でエンタメ欲は満たされ、あまり花には興味がなく、とにかく葉を眺め、幹を愛で、あとは薬用植物園が設けられていたら最高。
哲学が入った庭園もよい。東京都には庭園系の植物園がけっこうある。大概午後5時前に閉門なので、なかなか訪れることができていない。
東京でシェアカーを借りた案件がキャンセルになったそうで、折角の予約を使わせて貰い、練馬の牧野庭園公園へ行く。植物分類学者の牧野富太郎博士、朝の連ドラになるそうですね。
ケチじゃ植物学者なんかになれないとか、自分の植物園を持てとか、もうワクワクするような言葉を残してくださった。
創造主がいるなんて思うなという言葉も印象的だった。
ルネサンス的だし生命賛歌だなあ。
作られたのではなく、自ら生まれ、そこにあって発見されるもの。
帰りは近くのオザキフラワーパークに寄ってもらい(必須)鹿沼土を仕入れました。
過剰な栄養が含まれず中庸な水はけの良い土が必要な季節。
最近、挿し木に興味があって、先日祖母の庭から来た月桂樹を挿してみたりしている。
何度やっても失敗するのはオリーブ。
逆に成功しているのはゼラニウムとパキラ及びマダガスカルジャスミン。
今度セッションにお越しになる方から、十音の植物園を見てみたいというリクエストを頂くほど、SNSには植物の写真ばかりあげているのですが、ちいさなベランダの世界なのですよ。
この季節人間は重くだるくなる方が増えていますが、緑は一番元気。
土が重くだるい時は、地上部を勢いよく。つまりはどんどん大きく広く、思い切りやんなさい、と言われているのかも知れない。