2022 小満 紅花栄
38歳でリフレクソロジストに転向を決めたとき、音楽業界のある方から、
「38。わか。まだまだ変わるね」と言われてびっくりしたのをおぼえています。
こんなに意を決して職を変えて、これが天職!て思っていたけれど
俯瞰されると天職ってそう決定的でも、悲壮感に満ちたもんでもないらしいと。
その時の私にはリフレクソロジスト以外の自分なんて想像するのも罪な感じでしたが、そんなに思い詰めているのはどうやら自分だけのようでした。
実際、そう気張るものでもないと最近思っていて現在45歳。
薬店労働だって色々理由を後つけて「修行」にしていたようなところがあると認めますが、
なんてこたあない。
次に興したい事業の資金をためるため、
ただ貯めるためでも時間を割いている限り密度濃くしたいから医薬品と生薬の勉強を独学で進めているだけだったりします。
いちいち自分とのつながりにカンドーするから書き綴らずにはおれないだけで、
手技も知識も接客もそれ自体は目標ではなくて、手段。
次の事業に向けてお金をためているだけと言い切ったらどうだろう。
そのほうがずっと納得できると今日親戚から言われて、そうかもと思いました。
そう断言してから、「リフレクソロジスト」という職名、なかなかいいかも的を得ているかもと思い始めました。最近は自分の手技は反射区を頼っていないために、狭義のリフレクソロジストがぜんぜんしっくりこなかったのですけれど、
そんな固定観念置いておいて、反射という言葉の専門家たれと。ありとあらゆるリフレクションの。個人の中の。個人同士の仲の。