tonenoteトオンノオト めぐり雑感
血の巡りとか、血瘀(けつお)といったことをなんとなくのイメージで感じている場合ではなく、献血に行くと、巡る速度が所要時間になって見えてくる。
40代になってヘモグロビン値も毎回楽々クリア、
O型だし、大型だし、十音のもてるモノの中で一番需要が高いのは実は血液。
最近O型大ピンチとのことで、行かねばと思っていたけれど、予約が前日の17時までというのがネックで、なかなか行けないでいた。明日行けるな―と思う時には受付終了になっている。
目白駅前に献血カーが来て下さると言うので薬店帰りに寄り、昼ご飯の時間をごまかして申告して(善き人はしてはいけません、でも、まだ食べていないというとものすごく警戒されてあまり普段食べたり飲んだりしないモノをたくさん食べさせられるのがいやで)さらっと献じてこようとしたら、どうやら具合の悪くなってしまった方がいたらしく、看護師さんたちがそちらにつきっきりになりえらく時間がかかる。
加えて、自分の血液の出が悪い。
その日の巡りの悪さ具合は、看護師さんが最初の出を見て「あ、コイツは時間がかかるな」という感じで気が逸れていくのでわかる。笑
原因は分かっていて、冷えているのだ。
カイロと毛布を求めればいいんだけれど、針を刺してくださった看護師さんのあまりの気の逸れ加減にこっちもいいやと思って黙っていたら、隣のベッドの看護師さんがコンピュータを見に来て怪訝な顔になり、「手が冷えてませんか?」と言ってカイロをにぎらせ、膝に毛布を掛けてくださった。
とたんに、ぴゅうぴゅう血が流れたらしい。
「効果てきめん~」「わかりやすー」
と2人で笑う。
身体がぽかぽかしてきて、安心した気分になる。
適度に温めると、巡りは良くなるのです!血液の走行速度が上がるのです。
この時期、蒸し暑いんですけれど手足が冷えているのをどうしたらよいか分からない方も多いと思いますが、
かように身体は冷えに怯えているのですね。
今日のセッションは、薄いレッグウォーマーを履いて行うつもりです。
末端は温めて、汗をかいたらさっぱり流すぐらいの湿気と冷えとの付き合いをお勧めします。
献血に行くと、いろいろとお土産を頂くのですが、なんだかいらないなと思う。
回数を重ねるともらえる酒杯は欲しいのですけれど。今、29回です。