2021 大寒 鷄始乳
1月31日（日）
以前足を拝見していた80代の男性が、ここ2年は入院やコロナ禍でお会いできていないのですが、私の登録販売者試験のことを目にしてメッセージくださいました。
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最近漢方薬を処方されているというので、製剤名を教えていただき、足を見て感じ取るより、シンプルで力強い見立てがされている印象で驚きました。足の情報量にも驚いたけれどそれは置いておいて。
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五行の相生相克の矢印は切っ掛け（解し始め）を見つけないと何処までも巡り合って、結局「全部つながってるねー（笑）」で終わっちゃう危険があるので、医師のその一点の切り込みどころは解せるかどうかの重要ポイントでしょう。
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高齢になれば、肌に見える乾湿も異常な色も、アーチのひどい崩れも、くよくよやイライラも、改善の対象となるバランスの崩れなのか、経年変化の範囲なのかの区別は難しくなりそうです。高齢でなくても、女性なら更年期を迎えたから、で済まされたり。
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しかし人は、何歳であろうが「気持ち」よく毎日を過ごしたほうがいい、そこにズバッと切り込んだ処方でおられました！（…僭越）。
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そして #セラピューティックリフレクソロジー は症状に関わらず全身の反射区と全身を通る経絡をくまなく刺激するタイプの手技ですが、医師からの処方を見た今では、それをさらにサポートするようなピンポイントのセルフケアをメッセージすることができると思います。
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かように民間の手技療法師が手技にとどまらない知識を身に着け、医療をサポートすることは可能です。
優れた連携例を #足育研究会 などでいくつも拝見していますが、 リフレクソロジスト は フットケア セラピストよりも医療や介護現場から遠いという印象。
単なる足もみに保険のきかないお金を払うのは無駄、と思うなかれ、まず単なる足もみに見えてそこまで単でもないことを、どうやったら知って広めていただけるのか。
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そして、医療保険制度が破綻したとき、もっと毎日を「気持ち」よく過ごすことに、定期的にお金を払っても良かったなーなどと後悔しなくてもいいように。
わたしたちは先を見て、前述の処方のように力強い解しどころもアピールしないと、と思います。
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シンプルなことを言うには、経験に根拠する自信がいるのです。そうしないと宗教になっちまうのです。
一番シンプルな、「治します」という言葉を禁じられているからこそ。
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諦めないですけど。
「治す」の次に力強いそして依存のない句を、私の敬愛するセラピスト達はみな探していらっしゃるはず。
2月1日（月）
パンデミックはCOVID19 で終わりではない。これが収まったとしても、人類はまた違うウィルスの領域を侵してこういった大感染を引き起こすだろう。私の生きるうちに何度あるか分からないけれど、今より人類が慎み深くなるという可能性はあまりなさそうだから。
だからせめても、パンデミックを過ごし抜く、自分の居場所を確保しできれば営みを止めない大きな知恵が必要。人類としての。
それがまとまるまでは個人の知恵を編纂しないと。
地震に対するのと同じ。次に起こったときのシミュレーション。薬店では緊急事態宣言のたびに紙製品の買い占めが起こるけれどみっともない。今は流通も落ち着いているから、今のうちにみんな備蓄は済ませて、食料と眠りは確保し、あと、こころをメンテナンスしておくことかなと思う。なんで崩れたのかな、と自分にやさしく訊いてみたりとリフレクションに手技療法を使うのも手だと思います。
今回ウィルスに突っ込まれて露呈した不安を、次回までに解消しておく。基本のきかもしれませんが、小さな不安も大衆になると社会現象になってしまうという印象。
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十音は1回目の緊急事態宣言の時、東京都の「休業要請」に協力したため、協力金をいただきました。そのあたりのぐるぐるした感じはもう、過去のブログでお焚き上げで！
しかしまあ、もともとは税金なのだと思うので、ご報告をすると、
新しい知見を得るための足系講習会やウェビナー
セッションルームと環境を整える
登録販売者関係
精油購入
自分の身体ケア
コンサート＋美術館（あわせて17回ぐらい）、
あとは、寄付。
生活費は朝のアルバイトと売上金で賄った上で、協力金は勢いよく使い切らせていただきました。コンサートや寄付は協力金がなかったらできなかったことばかりなので、そこは小さいが強いお金が回ったのではと思っています。一番お金をかけた講習会系は…残念ながら。わたしの精度がイマイチだったと思います。お金で目がくらんだのかも。いろいろな勉強代が高くつきました。でもビンゴだったところ（東京フットケア協会さんでのトラブル爪ケアとか！）を始め、他だって無駄ではなかった、何かを得たはずなので、もう少し時間がたてば還元できるのではと思います。自分の中で融合されて、出力に結びついていくはずです。
