間と食卓と調子~リフレクソロジー雑司が谷十音

日々のあいま、リフレクソロジーで聴く、心とからだの調子。リフレクソロジスト山﨑絢子のブログ。

2020 冬至 乃東生

12月21日月曜日

夏枯草 カコソウまたはカゴソウと読む、夏に枯れるウツボグサは利尿作用を期待される生薬のようです。奇しくも今日は七十二侯の乃東(夏枯草の別名)生。昨日は医薬品登録販売者試験でした。
医薬品業界はこれから、生薬と漢方処方製剤に重きを置いてくるのでしょうか?横文字の医薬品成分と混合でがんがん出題されました。今ツイッターで皆さん笑っているのは、クマの胆汁ということでユウタン(熊胆)という動物性生薬成分に関して「クマの舌である、○か×か」というのが出まして、牛タンイメージでひっかけようとしたな?という…これはこれからも話題になりそう。

 

このご時世に、鎮咳去痰と消毒薬関係がことごとくダメだったので自戒を込め、ここに記す。もう絶対、薬店での品出しトラウマによる拒否感からきたミスだと思います(ウソ)

グアイフェネシンとブロムヘキシン塩酸塩が頭の中でごっちゃになった。鎮咳成分ジプロフィリンが「てんかん」持ちの方には禁忌ということばかりに気をとられた。スコポラミンの代謝速度は速いらしい。リボフラビンとトコフェロールを取り違えた。(ビタミンB2とEね)ヨードチンキとポピヨンヨードがごっちゃになった(イソジン)酸化と還元を入れ替えているのを見過ごした(これは過去問でもやらかして一度中学理科をさらったというのに)そして、添付説明書の「その他の注意」にもマークがあると思い、医薬品PLセンターが中立であることを忘れた。以上。

 
(事故がなければ恐らく合格はするけれど)販売者になるつもりがありません。
現在の薬店のシステムではセルフメディケーションの適切な支援というのはできそうにないなと傍から見ていると思います。観光客対応や統合で震撼する大型の薬店業界、どこかで一度落ち着いて、本当に人間の老いや病と向き合わないと内部から崩壊しそう。
しかし大きな組織の歯車として働くにつきいいなと思ったことが最近ありました。アルバイトですがお正月休みは「有給休暇」にできるのです。淡々と働いて淡々と溜まっていく有給休暇をこういう風に取ってもいいんですよ、と地域管理者から言われてほおー!と思いました。
 

なぜか今までコトしか売ってきませんでした。音楽とか、イベントとか、講座とか…(笑)その時にならないと確定しないコトを売るのに比べて、すでにかなりな精度で完成されたモノ(医薬品だけでなくマスク等衛生用品や生活雑貨も)を売るのはなんて気が楽なのだろうと心がぐらついたこともあるのですが、やっぱりわたしはコトホグシを極めたい手技療法者です。
 
それで、年末に西に呼ばれてイベントを。

ayakoxyamazaki.wixsite.com

 

十音は、手技療法の原点、「肩もみ」から何度もスタートしてみたいと思います。

 

本当は今日から山にこもるはずだったのですが、汚染された身で来るなとお達しがあったため、雑司ヶ谷で各種イベントの作戦を練りつつのんびりしようと思います。
今日はいい日。大事な人たちに優しい冬至が訪れますように。


12月22日火曜日

 

時々街をカーシェアで巡る。今日は北西へ、よみうりランド近くで買ったおにぎりを多摩川沿いで食べる。晴れていて、鴨がいっぱいいて、独りで遠くを見ながら歩いている学生服の少年やジャージ姿の女性や、高齢者がいた。

 

12月23日水曜日

 

試験終わったら、と我慢していた『ER』があと4日でプライム終了となっていることを、昨日やっとシーズン7から視聴再開したところで知り、何もやる気が起きません。全部で15シーズン、1シーズンが22話ぐらい。どうしても1日29時間見続けないと終わらない計算です。ヤケになり掃除を始めたところこれまたすごい量の埃が舞っていて泣きたい。お正月にゆっくり観よう〜と思っていたのに酷すぎます。

 

12月24日木曜日

 

メトロポリターナは手に取らないのですがメトロミニッツは手に取る。特に理由はないと思っていたけれど、これが読みたいからだった、畑中三応子さんによる「TASTING BOOKS FOR EATING」。今回最終回のようです。今月の本は「食べることと出すこと」(頭木弘樹・著)。

ところで、くそったれ2020年などとつぶやいていたけれど、その「クソ」における食物の残滓は5パーセントに過ぎない。ほとんどが水分、固形の大部分は腸壁と、腸内細菌の死骸である。着色までビリルビン、赤血球の死骸による。つまりはあれは自分自身だったもの。リフレクソロジストになる時も解剖生理学は勉強したはずなのに、排泄物については今回の医薬品登録販売者試験で学んでうーんと唸ってしまった。

 

12月25日金曜日

 

アルバイト先で、朝から黙ってみる。こちらから雑談を仕掛けないという程度なのだけれど、それだけで自分がずいぶん機嫌の悪いいやなヤツになった感じ。もともとピッキングは「無駄口」叩かずに黙ってできる作業ではある。まわりはわたしからみたらお姉さん、お兄さんよりちょっと年上ぐらいの方たちだ。わたしは何を気負っていたのでしょう。
さて、「十音」のほうはどうするんですか、というお問合せの入ったメールを、80代のクライアントから頂く。

  
今日誕生日の父は、「74歳だよな!!」という返信メールに、あと5年は仕事したいからジムで鍛えていると書いてきた。そして電話したら、今日ルンバをお迎えし、足元をお掃除機様が行くときには道をあけるため、居場所がないのだと言っていた。あの山のお家にルンバがゆける床があるのか。私にはそれがびっくりだ。お赤飯と鯛を焼いてあげるの。と母は張り切っていた。頼むからどちらも長生きして楽しんでほしい。

  

 


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