地球暦。
「地球暦®」は、時がたつということと、空間が変化するということを、宇宙からの視点、しかも2次元で凝縮したA1サイズの、地図なのですが、
情報の道具としてそのポテンシャルが多すぎて、眺めていると時間がすぐ過ぎてしまう。=宇宙船地球号は、すごい距離を移動してしまう。(1秒間に30kmですって)
移動している乗り物に乗っているから、移動していることが分からないわたしたちに、「地球暦®」は宇宙のタカの視点を与えて、今わたしがどこにいるかを教えてくれる。
「居場所」が説明できないということが、一番怖い。
ここがどこだと言えなくなった時点で人は生きる意欲を失くしたり、パニックになったりする。
例えば東洋医学的に、五行で人の調子を語ったりするのは、中動態的に「まずは五行のせい」にして、あ~、ここに運ばれたのだから仕方ないや、と受け止め楽になるという手法であり、プラクティショナーはその物語るセンスを磨く。
セラピストには、
「今私たちはどこにいるか」ということと「今はいつなのか」ということを、
ごく自然に同じ言葉で語る人が多いので、気が付かないでいるけれど、
そこに「私たちは今どうあるか」という情報を差し込んでいくのが、
触れることや言葉も含め、「刺激」かなということを再確認したイベント。
「夜は講演受けないことにしているんですよ。副交感神経優位なのに難しいこと言っても翌朝覚えてないって。」「質問も受けないことにしてました。」
過去にドミノピザで世界記録を打ち立てただけあって(笑)、「地球暦®」の考案者、杉山開知さんはその場では、超交感神経オンな人であった(!)。そして「オレこの先何を打ち立てたらいいんだ」とピザ屋を辞め畑仕事に従事し、畑仕事中に計算をするというとても自分特有のことを始め、世界中の暦の英知を吸収して「地球暦®」に構成した。
円の右回りは「締める」方向っ
円の左回りは「緩める」方向っ
盆踊りは左廻りっ
ここに惑星をチューニングすると…
宇宙=時空間。それをストーリー性をもって捉えるのが人間っ
(みたいな言葉が、特段効かせるゾという溜めもなく、普通会話のように出てきて、こちらが「はっ」とかしている間に、まるで地球君みたいに宇宙の向こうのほうに移動している)
わたしがどうしてもアナログ時計が好きなのは、
デジタルにしたときに失われてしまう「時の距離」に、何か見ているものがあるからだ。
(余談ですが同様に、電子マネーは自分の感覚が狂うと思うのでなるべく使いたくない。札もコインも、「数えたい」。)
まるい=循環する、もとに戻ってくる形は、最もシンプルで、もっともたくさんのモノコトをわたしに見せてくれる。
わたしにとっては、今まで得た経験をすべて注ぎ込むことを許してくれるセッションルームや、リフレクソロジーの手技みたいなもの。
杉山さんにとっては、ピザの円盤と地球暦®の円盤、つながっているんですって。その感覚すごくよくわかる。わたしは音楽とリフレクソロジーつながってる。
ピザは具をたくさん載せないほうが、おいしいんですよ…地球暦®も最初いろいろ盛り込んでいたんですけれど、引いて、引いて行ったほうがいい、マルゲリータが一番美味いと通は言う。(杉山さん)
モノとコトに、4次元みたいに、もうひとつ項目があるのではと思わせてくれる。
モノからコトへ、というステージのさらなる先へのヒントを与えてくれる。
例えば、キボウとか?
物消費→事消費→希消費…みたいな…
地球暦®そのものに出会えると同時に、
杉山開知さんという、1977年生まれなのにまったく元気がなくなっていない40代とその周りで一緒に仕事されている方にお会いできたことや、スケジュール帳を開くように円盤状に指を置きながらイベントの日程を決めるような皆さんに初めて会ったり再会できたりしたことも楽しく、
2019年の4月10日のチューニングはわたしの中に印象深く残っていくことと思う。
「地球暦®」の紙の実物は、ピンがとめられるように裏打ちが済んだら、
十音のセッションルームに置きます。
次回のセッション予定を決めるのにもよさそうだし、自分の1年の調子を聴くレコードとしてもよさそう。
まだこちらのサイトで扱われています。
まさに、ユニバーサルゴッドの世界です。