tonenoteトオンノオト がっぷり
今回は長め(3泊)で信州へでかけ
茅野市笹原の古民家を掃除しました
かえってきて、ほとんど久しぶりな気分で薬店のレジにたつと
お客さんたちとのやりとりが変わっているらしいことに気が付く
沈んだ不機嫌そうな顔をしたお客さんが進んでこられた時
以前なら緊張し
文句を言われないようにしようとして逆にうまく対応できなかったものなのですが
まず自分がリラックスしている
接客を楽しもうとしているのを感じます
そうすると
レシートとお釣りをお渡しするころには
お客さんからやわらかい声の「はーい」とかありがとーとかが聞こえてくるのでした
以前は
手元がくるったり失敗したりして
お客さんも傷ついた顔をしてそそくさとレジから立ち去ることが多かったのですが
それは、わたしがいちいち反省をするのが
彼らに伝わってしまっていて
人を傷つけたということでお客さん側も傷ついてしまっていたんじゃないかな
こわばらずに
流れ通りに
どの方にも同じように誠実に言葉を発しようとすること
あとは
なるべく相手を焦らせずにいけるように配慮したり
言語を明瞭に最後まで発声すること(これ大事、端折らない、シンプルに言う)
相手が何かをしている最中に多くの情報を与えないようにしたりとか
そういうことなのですが。
安心は伝播すると言いますから
わたしがすることはわたしを安心させておくことだけ
ちょっと思うのは
古民家でも街中でも
モノやヒトとがっぷり組む身体の使い方をするようになってきていて
それは触られるのをいやがる乳幼児だったらしいわたしには
すごく大きな変化なのだと思います
人の足に触れるとき、接触面は手だけだったとしても
その人とまるで柔術でもするかのように
全身と感覚をつかいます
たぶんこの7年間ほどの施術の積み重ねが
わたしの身体の使い方を変え
モノや人との境界線の在り方を変えたのでしょう
古民家でゴミともがっぷり組むので
そうしないと身体を痛めるので
家の持ち主につなぎを買ってもらいました
まるで泥遊びをするかのように
ゴミと抱き合ってます
がっぷりと物事人に対するようになってきました
痛手も時々追うのですが
前よりもリラックスして
相手と知り合える感じがします
山をお送りします
じゃじゃーん
八ヶ岳とその裾野の
富士見町
原村