2021 立春 黄鶯睍睆
2月8日(月)
ホー、ホケキョ のホーは息を吸う音と言われているそうです。ウェザーニュースによると。
まだうぐいすの歌は聞こえません。沈丁花もあとひと押しという感じでした。
暴れん坊オリーブを眺めているだけで満足です。
今日は珍しく、これから夜のセッション。
最終スタート20時で承っていますから、会社帰りなどもどうぞ。
2月9日(火)
ある人が「変わる男たち」というオンラインの社会運動をシェアして広めていると聞いた。その人が、もう10年以上も前、「鬼ババ化する女たち」という本を社内に回してみんなに読むことを勧めていたのをわたしは知っている。傷ついた女性が私を含めて何人かいたと思うよ。女はいい男とセックスをして、ぽーっとしているのがいい、早く結婚して子どもを産め、というのがその人の好きな女性像、および女性の部下像だった。そんな女性も素敵だなと思うけれど、先輩たちが変えてしまったこの会社の仕事の仕方でそれを実現するのは無理だとわたしは思っていた。
女性は女性の言葉によって傷つくことも多い。父権や夫権にうんざりした女性が娘に結婚なんかしなくていい、自立していろ、と言い続けたあげく、その娘が40を超えてから急に欲を出して、孫が欲しいなどと言い出したり、親族から守らないということが、数多く起こっているのだろうと思う。わきまえない女たち、も変わる男たち、もなんだかサエないカテゴライズだなというのがわたしの感想です。
2月10日(水)
十音の緑族に新顔「ハオルシア」がやってきました!
お客さまがくださいました。
透ける大粒の石のよう。
多肉の沼は怖すぎるので手を出さずにいたのだが〜(植物の種を買うたびに番頭に至っては「食える植物にしよう」などと)。たしかにコレクターの気持ちがわかってしまう。美しい。
「石の花」というソビエト連邦の映画ご存知でしょうか。岩陰にこんな鉱石が覗いていたら石工が彼女を振って銅山の女王のところへ行ってしまうのもわかります。その後の許嫁の山の突進と女王との対決がコドモゴコロに衝撃だったのだけど。
よしもとばななさんの『王国』の主人公雫石は、このハオルチアの何百とあるうちの一種の名前でもある。
このお方はオブツーサで合ってるかしら。
南アフリカに本校があるリフレクソロジーの隣に南アフリカ原産の多肉が光を集めてぷっくりしているなんていいですねん。
水でぷっくりしているだけあってこのお方、治水が難しめ。よく観察してみます。多肉マニアおられましたら色々アドヴァイスください。