間と食卓と調子~リフレクソロジー雑司が谷十音

日々のあいま、リフレクソロジーで聴く、心とからだの調子。リフレクソロジスト山﨑絢子のブログ。

2022 小暑 温風至 間と食卓と植物と調子


2020年のこの写真ににっこりしてしまいました。ローズマリーもセージも、ちっちゃい。

reflexologytone.hatenablog.com

 

2年アフターの現在の彼ら。


f:id:ReflexologyTone:20220708173721j:image


f:id:ReflexologyTone:20220708173735j:image

 

ローズマリーは鉢植えで健康に育ってもらうのがなかなか難しい植物だと思います。根が張るのが早いし、園芸初心者だとやはり水やりのタイミングと量がわかりにくいと思う。というのは、ラベンダーやオリーブと同じく葉がさらりと乾いている様相を呈していて、テラコッタの鉢とかがよく似合うイメージがあるので、よほど乾いた気候が好きなんだろうと勘違いされがち。実際には、晩秋と冬以外は毎日水を必要とするタイプだと思います。

これからローズマリーの鉢植えを持つという方には、最初は市販の調整された土で、焼き物の植木鉢にちゃんと底石をひいてある程度の大きさまで2年ぐらい、大きく育ててしまうことをお勧めします。そのあと、植え替え時に自家製の土を使っても大丈夫ですが、根っこの周りには前の標準的な土をつけたままのほうがよさそう。根っこをほぐしたり切ったりするのはやめました。

アパートのベランダではコガネムシの幼虫の被害を受けやすい。地面を与えられて爆発するように大きくなっているのを見ると恵まれているなーうれしそうだなーと思う。十音も地面を手に入れてかれらを移植したいと思う。

 

十音と鉢植え植物との付き合いは、学生時代から、長い。

最初はポトス。独り暮らしの部屋の絨毯にまで根を張って恐れ入った。

平行してベンジャミン。新しい葉を刈り取れば中身が充実してこんもりと丸くできるということを知って感動。近所の花やさんで一目ぼれした1メートルほどもある木を担ぎ「自分で持って帰ります!」と信号を渡っていった学生の自分を覚えています。

 

そして羽衣ジャスミンは2,3度枯らす。今思えば、買ったまま植え替えもせずに水をやっていたからジャスミンが疲れてしまったんですけれど、その頃は、大きな道路に面したベランダの「気」が悪いんだとか思っていました。

 

マダガスカルジャスミン。この植物との付き合いは長いだけでなく濃いという感じ。緑の濃さが他の植物と明らかに違いますし、真夏生まれの自分の誕生日のころ一番美しい光沢と生命力を見せてくれるし、夜寝て、朝起きるともう蔓がいくばくか伸びているという猛進感に、自分も引き上げてもらってきました。

 

この2年間、植物依存。観照しているとまたたくまに時が過ぎてしまう。しかし今年梅雨が6月にあけてしまってからの地獄のような1週間の暑さには、ベランダに出ることを忘れた。身体があまりに辛くて楽になりたいと希求していると、もう片方の依存を忘れますね。ここ4日ほどまた手入れを再開しました。暑ければ暑いだけ元気な植物、ゴーヤなどを植えて置くと人間も絶望しないで済みます。

 

この1週間は、有休をとった親族のイベントがキャンセルになったり、オンライン研修を従業時間中に受けなければならなかったりして、週に3日しか現場に出ませんでした。ドラッグストアのほうです。1日自宅にいると、仕事をしていないことに関して焦って挙動不審だったのですが、3日目ぐらいになると、2年前の週4日だけ外仕事しかも接客不要だった品出しのころの(朝は5時起きで大変だったけれど)、落ち着いて思考を巡らす感じが戻ってきました。あまり調子が良いので、正直3日間を1日中しごと(午後はセッションで)、4日間をアクティブレストにできたら一番バランスが取れるんだがーなんて考えています。まあこれだとちょっと勤労・納税の義務が果たせないようだったら、譲って3日間のアクティブレストでもいい。