間と食卓と調子~リフレクソロジー雑司が谷十音

日々のあいま、リフレクソロジーで聴く、心とからだの調子。リフレクソロジスト山﨑絢子のブログ。

2021 夏至 菖蒲華 セラピストの部室部誌

気がつけば夏至も仲候、うかうかしていると味わい忘れます。

 

東からの風。十音的には波乱の前触れでもあり

肥沃な空気が届く予感もし、

夏が来たと告げる風でもあります。

  


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東向きのセッション室のカーテンがなびくのを見ると、

なんか時季が変わるという経験からそう思うのか。

窓はいつもクライアントの頭の上に見える。

 

今日は十音の施術室を開放して活動する

手技療法家(セラピスト)の部室

でした。

 

「ウチの足の物語」とも同じ、「ほぐしをほぐす」企画の一環で開いています。

スクールでもない。レッスンでもない。研究会でもない。

「部活」です。

 

オンラインの時代にあって、あえてリアルな部室にこだわってみます。

以下は部長の山﨑による、初部誌。


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6月28日月曜日 雨といっていたのに晴れ。28度

 
本日は #手技療法者の部室
十音のセッションルームで自分以外の #セラピューティックリフレクソロジー の施術を見るのは新鮮です!


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十音も施術を受けて、この手技の特徴でもある趾への刺激の効能を実感…思い出したというか。どちらかというと「ザ・リフレクソロジー」と認識されているかもな消化器系の反射区刺激に意識が向きがちですが、
粛々とした趾への刺激って全身へのポンピングのように響くのです。趾だけやった段階で少し汗をかくぐらい!
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今日は部員3人だったので、一気にリフレクソロジーケース2件取っていただき、アロマセラピー全身の練習もついて、部員はお疲れかも。
でもウィルスとの付き合いのもと、ケースを取る機会が減ってしまっているとのことで、セラピスト同士でこうやって経験をつめるのはいいなあと実感しました。
部長はゆうゆうと施術を受けて大満足で、ベランダからミントとセージとレモンバームのハーブティを差し入れ。
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精油の良い香りに包まれて、東の窓からの風も優しい。ご近所から二胡の音も聞こえてくる、夏施術の醍醐味を味わいました。
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次回日程は7月後半で調節中です。
アロマテラピーは床での施術、リフレクソロジーはラフマのリクライニングチェアでの施術になります。
ゆるゆると続けていきます。

 

****部誌終わり

 

ゴーヤの雄花と、かぼちゃであろう花が咲きました。


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透けるような淡いゴーヤの黄色に比べ、かぼちゃはべったりとペンキのような黄色です。わたしは前者の熱を冷ましてくれるような香りと、後者の濃い色が好きです。

きゅうりとゴーヤは芽が出たのを全部植えてしまったので、過密気味。

土の強さが追い付かず、結実はあまりしないかもしれません。

緑が茂っているのを見るだけで満足してしまうんですが、トマトも、茂ってばかりで全く花をつけません。リン不足と言われています。

 

蔓植物と聞くと、茎自体が支柱に絡まっていくと想像してしまいますが、そういうジャスミンなどと違い、伸ばした蔓でヨっと支柱を掴み、身体を引き上げながら成長していくのがゴーヤやきゅうり。まるでボルダリングをする人のようです。そしてまるで神経が通っているかのような蔓。


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昨年は窓に沿ってカーテンのようにつくりましたが、

今年はネットをベランダのドームのように張ってみました。

南風が強い部屋なのであえなく敗退、するかもしれませんが、様子をみてみましょう。

  

 そして、十音の檸檬の苗には2匹目のハングリーキャタピラが住んでいて、

つい先日、鳥の糞の擬態から、美しい抹茶色のお衣装に脱皮しました。

ここから終齢となり→さまよい→前蛹→脱皮して蛹に→身体を再構築して蝶に→羽化

キャタピラにも個性があるようで、

現在さなぎになっているのはとにかく食べて勢いよく大きくなりましたが、

現在檸檬にいるのは、時々考え込むようなそぶりを見せ動かないことがあります。

葉っぱの消化にエネルギーが必要なタイプなのかもしれません。

五行的には思考と消化は結びついています。

 

昔、ゆっくり給食を食べていたあの子はもしかしたら哲学者だったのかもしれないなんて思います。