2021 立夏 竹笋生 5/17 爪のカット/フットケア/足首/呼吸
爪を皮膚の延長だと聞いてびっくりされるクライアントは多い。
カルシウム系、つまり骨とか、歯とかと同類だと思っていたと。
趾の骨は足先すみずみまでは届いておらず、ということは骨を動かすための筋肉も届いておらず、趾の先はほとんど脂肪。そのやわらかなところを爪が骨の代わりに支えている。
足の爪を切りすぎるとその地面からの反動を受け止めてくれる支えがなく、爪が肌肉に食い込んだり、なにかとトラブルが生じる。
趾の爪を切りすぎている方は多い。
本当はスクエアカットといって、趾の先まで爪を伸ばさないと上記の支えがうまく働いてくれないのだけれど、爪床ぎりぎりまで切ってしまう。
確かに、スクエアカットは、汚れが溜まる。いわゆる爪の垢というやつ。
掃除するには、爪ブラシや歯医者さんと同じゾンデが必要。なかなか一般の生活をしていて気に掛けるのは大変だろう。足先の掃除には柔軟性もいるので…
十音のセッションに、いわゆる「フットケア」として爪切りや、やすりがけや、掃除を少しずつ入れていこうと思う。必要とする方にはということですが。
今日はこちらの「コ2」の記事を読んだ。
https://www.ko2.tokyo/archives/9262
「肩こりの原因は足首にあり」(コ2さんメルマガより)
セラピューティック・リフレクソロジーで趾とアーチにアプローチして、かかとを解したら首の動きが改善することは実感している。
かかと~ふくらはぎ~背面が膀胱経でつながる、説明が今までずっとアヤシかったのですけれど今ここで少し晴れた(かな?)
わたしに欠けているのは知識の体系化とアウトプットであることはわかる。すべてが「実感」のところで終わってしまうから。いわゆる感想文で終わってしまうのです。
「サボっているなー」と自責しているんですけれど、取り込んだ知を整理して書くのがわたしには難しい。
しかし、こうして優れた共有がなされているのをとにかく今は、吸収すればよいですね。
足首の動きと胃腸や呼吸動作の調子は連動しています。
胃の調子が悪い時って、正座がしにくいと思う。
呼吸が浅いとき、足がむくんでいませんか?
この記事の中に出て来る「努力吸気」は、音楽をする方は容易に想像できる筋肉の使い方。肺を広げておくという動きで、それを昔は「声の支え」などと言ったりしましたが、今はどうなんでしょう。
呼吸の扱いで筋肉がストレッチできるって救いですよね。
力は外から加えるのみにあらず。中からもいけるし、人の身体には「出番を待っている」能力がたくさんありそうです。