間と食卓と調子~リフレクソロジー雑司が谷十音

日々のあいま、リフレクソロジーで聴く、心とからだの調子。リフレクソロジスト山﨑絢子のブログ。

言葉をうたうひとたち。

楽家の足は興味深い。
皮膚を注意深く(ローテイティングサムで)揺さぶっていくと、
その方の音楽のほんの一部が聞こえるような感覚がある。
 
リフレクソロジーで調子を聴く、という十音の作業にとって、
超がつく魅力的な被験者(失礼)なので、
姉弟子同門のサトコハン( 野上聡子 )からご予約いただくと、
舌なめずりをして指を鳴らして待ってしまうのでした。
 
先日小笠原さんからも、「声楽家専門の(トラウマ解放)セッションがあるくらいで」と教えていただいた。
ダイレクトに呼吸を作品にするお仕事のあいま、
いわば楽器メンテナンスなのですが、
背中や肋骨や横隔膜近くを触れずに足からアプローチできるのが、フットリフレクソロジーのよいところ。
 
そして、足からの刺激のうちよいものを楽器が自然に選び取ってくれるような感じもあって、こちらも信頼して没頭する。
 
骨格による筋肉の起始停止のポイントの違いを感じ取るのは楽しい。
点と点を音楽的に結ぶという点では、
音をつないでいく方たちと同じ作業をしている喜びがあります。
 
さてさて、
調律できてるかな~ふふふ。
これからも彼女の音楽が楽しみです。
 
でも、身体と音と言葉(発音)とか、扱う情報量として想像を絶する。夜なのに室内の照明が明るすぎるな、という印象の東京ではせめてデジタルデトックスして神経休めてほしい~。

 

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