間と食卓と調子~リフレクソロジー雑司が谷十音

日々のあいま、リフレクソロジーで聴く、心とからだの調子。リフレクソロジスト山﨑絢子のブログ。

ボディケアジャパン2019

夢中で動く日々でした。

タオルの洗濯がぎりぎり間に合った!

本日の空に感謝です。

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80年代半ば日本に持ち込まれた新しい「業」、ボディケア。

わたしが足を踏み入れたのは、2014年の11月で、十音を開室したのは2016年4月。

なので、生まれて30年余りの業界における「フロントランナー」のみっつまわりほどあとを走っている5年以下選手。

 

そして、フロントランナーのバトンを受け継ぎ、

インターネットの普及や時代の後押しもあってイケイケに仕事をされている

(ように見える)

15年選手の先輩たちが、

よちよちと頼りなく走る後ろのわたしたちに「ハっ」と気づき、

「そういえば我々には、後輩が生まれてきているのでは~!」と

自分たちの知恵を結集して見せてくれたのが、

今回神保町のIYCヨガセンターで開催された

「ボディケアジャパン2019」なのかなと、感じました。

http://bodycare-japan.com/

 

3日間続く講座祭りのうち、

1日目だけで5枠分4講座を詰め込んだわたし。

 

まず、女性の年代を追ったからだの変化については、

自分がこれから迎える更年期のこともあってしっかりと生理的に語ることができるようになりたかったので、

 

◆女性のからだに携わる方に知ってほしい「女性ホルモンとからだの変化」

http://bodycare-japan.com/instructor_takao.html

 

そして、それこそ15年選手の先輩、小松ゆり子さんの発信に何度も出て来るのでとても気になっていた「ポリヴェーガル理論」のはじめの一歩

◆より良く生きるための神経学~ポリヴェーガル理論

http://bodycare-japan.com/instructor_ogasawara.html

 

自分がプラクティショナーとして立っている位置を確認したくて、

◆ボディケア業界で豊かに生きる!セラピスト成功のための設計図

http://bodycare-japan.com/instructor_taniguchi.html

 

いま、考えていることと非常に強くリンクしている課題ばかり、

ちゃんと1日目に集まってくれていて、

また、同じぐらいの年数を走る(いや、先輩だな)榎本敦子さんとも

さすが席をご一緒し、

空いた時間に神保町の「エチオピア」で薬膳カレーを食べることができて、

本当に幸せな午後であった!

 

怒涛の週間のなかで受けたため、

この時間内に咀嚼しようと交感神経マックスだっような…。

 

そして、帰ってから家の紙類を古紙回収にまとめていて、

うっかり、とったメモをすべてそこに入れてしまい、

「さよなら」してしまったという…!

 

それなのに豊かに栄養としてわたしを養った言葉の数々が残っているのは不思議。

ラクティショナーとしての筋肉になり、

システムがしっかりしたような。

 

そして、フロントランナーと先輩たちに対して深く感謝するとともに

自覚したことがあるのです。

 

十音は、

このイベントのターゲットとなっているような、

謙虚で少し迷える子羊系とはかなりずれているということでした。

 

というのは、リフレクソロジーはわたしが「アーティストでありたい」

がために選んだ技の一つであって、

セラピスト業界で楽しく儲けるということ以上に、

美学への賛同者が増えて知的に刺激的な毎日を送りたい、

そして同じように自分のアートに一家言あるひとたちと、

交歓できる世界にいたいということが目標だから。

 

リフレクソロジストとして優れた手わざをもつことは目的の一つに過ぎないから。

 

上記の「アートに一家言ある」曲者は、

なにも音楽家や芸術家であるということではなく、

自らの仕事に一家言あるひとならだれもがのこと。

 

 

ワークをしたり、メモを取りながら、頭をもたげたのは、

「わたしの問題は、

選択に迷いがなさすぎて、その選択に疑問を呈してくる他者を敵とみなしてしまう、

その頑固さと、

そのくせふとした隙に洪水のように襲ってくる根拠のない羞恥心

ではあるまいか?」

ということでした~!

 

もうちょっと、揺らいでいたほうが、強いんじゃないかなあ。

 

揺らいでも倒れないであろう、という余裕があって、

「そんなこともあるのかー」といつもびっくりしては、

また新しい神経回路にしてしまう、

選択肢の多さを積み重ねていくことを心がけようかなと、思った次第です。

 

ラクティショナーとしての胃袋を鍛える。

 

2020年手初めに、

哺乳類に特有の副交感神経「ポリヴェーガル理論」について講義をしてくださった

(シマウマが、ライオンに襲われたあともトラウマになることはなく、

プルプルっと震えてから、仲間のところにすーりすり、とすれば安心して、

次の瞬間草をのんびり食べている、というところに感動してしまったので)

小笠原和葉さんのボディサンクチュアリに、

セッションを受けにいくことを決定しました。

 

愉。