間と食卓と調子~リフレクソロジー雑司が谷十音

日々のあいま、リフレクソロジーで聴く、心とからだの調子。リフレクソロジスト山﨑絢子のブログ。

浄化

珍しく、あうるすぽっとの会報誌が新聞折り込みで入っていました。
あうる=フクロウ=池袋、豊島区ってことですね。

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この秋は「東京建物Brilia HALL」もオープンするし、
FTトーキョーも面白そうだし、西口公園もリニューアルオープン、
池袋は文化祭状態です。

前職がオーケストラのイベント担当だったので、イベント一覧みたいなパンフレットを見ると今でも手に汗握る(笑)。

どんな発想をされるのか勝手にライバル視して、勝手に感嘆したり、羨ましがったり、(大したことないなとつぶやいてみたり)します。

 

↓これは必ず目撃したい!

culturecity-toshima.com

 

それはそうと、あうるすぽっとの会報に今回、能楽師の安田登さんがインタビューされていて、興味深いことを仰っているのでお伝えします。

 

安田:能は基本的には鎮魂の物語です。

 

自分の解決しない思いをもつシテ(主人公)が、解決してほしいと願う物語です。

 

能を見に行くと、能を見ないで自分のことを考えている人が多いと思うんです。やがて過去の記憶を思い出すのですが、それがあまりに強すぎると寝てしまうんです。でも目を覚ますとすっきりしている。

 

ーー現代人にとっては魂の浄化?

 

安田:そうですね。人間は生きてくるなかで、いろんな可能性を捨ててきている。

その捨ててきた自分が、いまの自分を形成する重要な存在だとすると、それを放置しておくと、たとえば武士の霊を放っておくと怨霊になるように、かつての自分も怨霊となって人生を狂わせる可能性がある。

 

でも能を見ているとそういうのを思い出して、寝ちゃってすっきりして解決されるんじゃないでしょうか。 

 

お能リフレクソロジーのセッション、似てませんか。

うとうとして、睡眠と覚醒の間をいったりきたりしながら何かを思い出したら、
90分後に無事水面にあがってきてください。

きっとすっきりしますよ。身体も解されてますし。

 

思い出したくもないことや、重たい思いでしたら、そこで話してすこし手放すのもお勧めします。

そりゃもう、「かつての自分が怨霊となって人生を狂わせる」がずっしりと。
自分自身の鎮魂の大切さに気が付きます。

同時に、思いを抱えていくのもせいぜい、あと4,50年ほどと思うと、ちっぽけだったなとも思いますが。

 

場というのは訪れる人によって育つもので、うちのセッション部屋は、けっこう上手に聴いてくれると思います。

 

わたしは足から聴くほうを。静寂とトリオでやりましょう。

 

 

ご予約数は680になりました。価格改定まで、あと320セッションです。
いつになるのかわからないところはありますが、現在のペースでいくと1年半~2年後にはご新規の1回施術料金を8000円以上に上げます。

 

1か月に3回のご予約をコンスタントに入れてくださるクライアントが増えています。
1000回に近づくほど、ご予約は取りにくくなる予定(!)
お越しを迷っている方はお早目に。1回でも来てくださった方には、一生現行料金のままで施術させていただきます。