間と食卓と調子~リフレクソロジー雑司が谷十音

日々のあいま、リフレクソロジーで聴く、心とからだの調子。リフレクソロジスト山﨑絢子のブログ。

散らす。

薄荷。

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【属性】


涼性

昇、散

肺、肝

春、夏

辛、微甘

無毒

(梁晨千鶴(2014).東方栄養新書 メディカルユーコン

 

中国名は同じ文字で発音は「ボーホー」。

まさに「退散!退散!」と緑色で叫んでいるかのような(笑)

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昨日の朝起きたら、体が熱っぽく、のどの痛みがあって、だるい。そのくせに、汗があまり出ない。

かるい熱中症?夏風邪?

そういえば、数日前から肌表面が熱く、いかにも熱が中にこもっているような気がしていた。冷房の風が皮膚を撫でても、全く中身が冷えず、熱ーい感じ。

 

体温計は微熱を示している。ちっ。だるいのだけが、厄介だ。

 

8月は、身体を動かしてよく働いたのです。

最終日の午後は、会計の締めをして、どうしても20円合わない!なんていうのを帳簿を照らし合わせ、ぴったり合って喜び、その打ち上げで…

明治通り沿いのPUMPに飲みに行き、そのあと目白駅前の田中屋で白ワインを買って飲む。(-_-;)

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(↑ PUMP。なんと、十音も律も置いてくださっているのです。それも、大好きなJapan Beer Times やトランスポーターと隣なんて、嬉しい。ありがとうございます)

 

次の朝、起きたら上記の症状。
微熱がだらだら続く時は、
物思い過ぎによる土の堤防の決壊(脾経のトラブル)とわたしは捉えるのですが、
今回は過熱ですね。山火事状態です。たぶん火の要素、小腸経とか三焦経とか心包経とか。6月からそのあたりの経絡筋の調整にも思い当たることもあるし。
尿路結石=水の乱れ もありましたし。

 

自分統計上は、風邪の初期には柑橘系の100%ジュースを1リットルぐらい飲んで寝ると、一晩で大概症状が消えるので、今回もそうしました。とにかく水分をたっぷりとって、身体を休めるのが王道なのですが、そこに、抵抗力を高めるビタミンCが入るとより効果的ということなのでしょう。IMSIの栄養学の授業でも、風邪の初期には飽きるほどビタミンCを身体に入れてやること、と仰っていたので。

 
解毒の過程でしょうか、悪夢をがっつり見て唸りながら一晩寝て、翌朝はすっきりです。

 

薄荷は夏風邪によいとは特に意識せずに、食べたくなって収穫しました。
でも、肺と肝に関連するだなんて、まさに金と木の相克関係の調停役みたいだ。
アクセルとブレーキを一緒に全力で踏むような人には、実はとってもいいんじゃないかしら。

 

ガムや芳香剤の人工的な香りと結び付ける方もあり避けてしまってましたが、生の葉っぱは紫蘇と同じくマイルドです。

 

完全燃焼がテーマだった夏も終わりに熱を出してすっきり。完璧です。

 

秋のテーマは丁度良い境界の強さや浸透圧。
潤いは水を飲むということだけではなく、自分の中の陰を大事にするところからではないかと。