間と食卓と調子~リフレクソロジー雑司が谷十音

日々のあいま、リフレクソロジーで聴く、心とからだの調子。リフレクソロジスト山﨑絢子のブログ。

自分に問いなさい、それが祈り。

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アッシジの、ユーモラスなジョットの絵。

キリストが、弟子の足を洗うところが唯一見られた。

ペテロが自分の頭にも手をやっていて、「頭も洗って下さい!」と言っているのだろうなと想像して、ほほえましかった。

 

最後の晩餐の図の左上には、

首をつっているユダの絵があった。

聖壇正面の大きな絵は黙示録のようで、

右端に地獄に落ちる人たち、

左端によみがえる人たちが描いてあるのだが、よみがえりを表すために、骸骨や死体も一緒に描いてある。

そして、ジョット派の黙示録には天使よりも人間の姿がたくさん描かれていて、

乳房を隠した美しい女性とかも前面にいるのだった。

なんとも人間を一杯描いた人間的な教会だった。

 

朝のミサ中に、

聖フランチェスコのお墓のある地下へ、

ミネルヴァ教会の入り口でお金を乞うていた女性が、

パートナーらしき男性と静かに入って、出て行ったのにも思うところ多かった。

そこで祈って、また教会の入り口に座るのでしょう。