間と食卓と調子~リフレクソロジー雑司が谷十音

日々のあいま、リフレクソロジーで聴く、心とからだの調子。リフレクソロジスト山﨑絢子のブログ。

知らない街の地図のような、

ayakoxyamazaki.wixsite.com

 

家人の誕生日がありました。

リクエストされたプレゼントが、武満徹のSongs 。

ギターで弾き語りするのだそうです。

 

 

とても久しぶりに、

楽譜を買いました。

 

楽譜は未知の街の地図のようなもので、

本当にワクワクします。

 

楽譜には、音符が並んでいるだけではない。

作曲家の精神が、

その時代の影響が、

ありとあらゆる、人生をかけた叡智が詰まっています。

例えば、名庭や、茶室や、歴史的な建築や、文学とも同じ。

 

読み解いていくと旅ができます。

行間を読んで想像したり解釈するのもまた楽しい。

 

学生時代から20代は、

手が出ない楽譜もたくさんありましたが、

それでも奨学金をつぎ込んでオペラのスコアを集めていました。

(大学の私のロッカーの中身は垂涎ものだとよく後輩から言われました!笑)

 

旅路としては、手技療法ひとつ学ぶのも、

人体を見るのも、

同じような読み解きのプロセスがあり、

結局、ずっと同じことをやっているのだと思う。

 

音楽を読むことを通して、

わたしはものの学び方を得ましたが、

それが音楽でない人も多いでしょう。

 

今日はこれからセッションは閉室して、

ライブに出かけてきます!

 

回数券を使い切って、ビッグイシューをもらっていってくれるクライアントが増えてきました。

この冊子も、知らない街の地図のようなところがあるよな、と思いながら。