tonenoteトオンノオト 脾経崩壊、汗腺を走り起こす
曇り空のおかげで少し体が楽な暑さだった。
36度が31度になるのは確かにとても気温が下がっていますよね。
ベランダ植物園を少し手入れ。
村上春樹の『約束された場所で』を読んでいたら、夫が走りに行くという。
日が出ていたら絶対いかないけれど、汗腺溜まった濃いものを洗い流したいような気分になり、ご相伴する。
近ごろ冷房の中で仕事をして汗がベタベタするのが気になっていました。
ベタベタの原因は汗に含まれるミネラル、本当は身体内にいて働いてほしいものが、汗腺が「ざる」なものだから出て来てしまっている。この界隈では「脾経崩壊」。
つまり身体の固摂作用が効かなくなり、ダダ洩れ状態ということ。
加えて、この脾経崩壊はミネラルだけでなく、感情とか、鼻水とかでも起こります。
そんな話は、7月末にあわいものやに呼ばれた「ゆかた夜話」でもきっと。
こちらのイベントは、ご予約推奨です。席数を減らして営業していますので気になる方はお問い合わせください◎ pic.twitter.com/UorNGLdWvS
— 喫茶と酒場 あわいものや (@awaimonoya) July 2, 2022
この暑さの中の避難場所、=薬店でレジにいても、ぐっしょりと汗をかいて、フラフラ状態の方と、
そんなに汗をかいて見えないけれど、なんとなく言動がぼんやりしている方がいます。
ちなみに前者は男性に多く、後者は女性に多いのですが。
恐らく冷房で汗腺の「濾す」機能が退化し、べたべたした汗をかく脾経崩壊は後者のほう。伝達障害が起こっていると感じる。
というわけで、汗腺の働きをよくするつまり、汗をちゃんとかくことで、このダダ洩れ汗をさらさらの体温調節のための汗にしよう…と思ったのでした。
走るというと、歩くより速たくさんの距離を行くと思って辛くなる方があるかもしれませんが、歩くより遅く、距離もまあまあな「走る」だってあるのですよ。おすすめです。
たらたらと、2時間ほどかけて8000歩のラン。歩いている人をいつまでも追い越せない感じの速さです。
それでも走行の威力はすごくて、上下運動がある。普段の歩行や労働とちがって、身体に強い刺激が来ます。
労働すると1万歩近くは必ず行くので身体に刺激は与えていると思い込んでいましたが、暑さのせいで平行移動に留まって省エネしていたんだなあと思い知りました。
足裏を揉むということだって、考えてみれば人為的に足に垂直方向の刺激を入れること。それによって「施術後のトイレでものすごくたくさん尿が出てびっくりした」とか、「早期覚醒がつらかったが6時間眠れた」とかいうセッション後の何かがあります。
途中の公園にて。
案外腕の筋肉がついていたことに驚く。自分の背中…
だてに重い飲料ぶん投げてないのね。
でも体組成をはかると筋肉量がすくなくて、トホホという感じなのです。