間と食卓と調子~リフレクソロジー雑司が谷十音

日々のあいま、リフレクソロジーで聴く、心とからだの調子。リフレクソロジスト山﨑絢子のブログ。

2021 清明 鴻鴈北

4月11日(日)

 

季節を早とちりしている。

まるで、もう初夏が来たような気分になっていたから、まだ4月上旬なのだという意識がなく、撒いた種の芽がまだ出ないとか、植物の伸びが止まっているとか思ってしまう。これからでしたね。

オリーブの葉が落ちるのだけれど、水切れではなくて5,6月に若葉が伸びるための落葉のよう。証拠に、葉の落ちたところにはもう新芽の準備がある。

 

冬を共に乗り切った葉が落ちていくのを見ると少しかなしい気分になる。植物の世代交代は潔い。


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昨年の記録を見てもこの時期はセンチメンタルがちです。昨年1年間、内側をスキャンする機会をもらったので、この無力感も覚えはあり、こんなもんだと落ち着いています。

皆さんはいかがですか。

 

それよりも今、落ち着いていないのは、ご高齢のみなさん…

薬店でも、お一人で、初めて来るような感じでお越しになり、店員に「何を買ったらよいのか」話しかけている。

先日は、「初めて歯ブラシを使ってみようと思って」「どれを使ったらよいのか」とか、「髪がパサつくので」「どんなものを買ったらよいのか」とか。

春の風物詩になってしまったんでしょうか。いまや木の芽時にそわそわするのはおじいちゃん、おばあちゃん。

冬にバランスの取れていた生命力が、春になってちょっと気が狂うのでしょうね。

 

皆さんのことを見ながら、わたしは、いつ、若さを謳歌したのだろうなどとぼんやりと考えてしまいそうになるけれど、今、中年を本当に楽しんでいるのでよしとしましょう。

 

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4月14日(水)

 

自分を大事にできなかった日は落ち込む。

そんなアルバイトの帰りにコンビニでエクレアを買って、少し疲れが取れてから一気にセラピーフェスの原稿とスライドをやる。

7000字。まだ削らないと。

で集中したおかげで嫌な気分を忘れた。

 

大局を見られなくなると、小さなことで落ち込んだり不安定になってしまう。

だから、2年後を見据えていよう。

今は辛抱。


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