解熱成分、長い自由研究
土用の後半いかがお過ごしでしょうか。
気温のせいだと思うのだけれど、生態系のバランスが崩れている。わたしの調子もちょっと暑さにやられて加熱気味なのかも。
ちょっと落ち着いて夕方にその植物園を全体的に眺めてみて気がついたのですが、少し主であるわたしが欲張りすぎ。申し訳ないことをしていると思う。削いでいかないといけない。
自分だけでなく、周りも全部、何かに対して炎症を起こしているという印象。
酷暑も、感染した方の高熱も。
熱が出るのは闘っているからだとすると、私の周りの世界は何に反応しているんだろう。そして、この炎症に対する大きな意味での解熱成分ってなんでしょうか。
世界の神経系の炎症をなだめるものやことはあるんだろうか。
帰宅後の水にちかい温度のシャワーが全身の炎症を鎮めてくれる。この夏の加熱状態は、もうここのところ何年ものことなので、毎年の失敗を繰り返さないよう自分で自分をなだめています。
素晴らしい本を紹介していただいたんですけれど、
この中で書かれるなんだか一番メンドクサソウな無秩序型という神経系パターンをはっきり自覚する自分は、粛々と、「神経系の土台」を作るべく、作業をする夏です。
年齢の10%ぐらいの期間、続けてみる訓練なんだそうです。長い…わたしは46歳になりますので、4年と7か月ぐらいやらなくちゃ。
ちょうど50を過ぎたころ、何かが見えるんだろうか。そのころ、十音も10年になるのです。
そんなに遠くなく、秋がきて、ひんやりと冷えた空気に自分の輪郭がはっきりかんじられるようになるころが楽しみです。
長い長い自由研究を始めています。