間と食卓と調子~リフレクソロジー雑司が谷十音

日々のあいま、リフレクソロジーで聴く、心とからだの調子。リフレクソロジスト山﨑絢子のブログ。

2022 啓蟄


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マスク生活が始まって他人に触れることができなくなってきた時、「うちの足の物語」というイベントを起こして沢山の方に運べない足を写真で送っていただき、主に五行論での弁証勘を鍛えました。
https://ayakoxyamazaki.wixsite.com/reflexology-tone/2uchiashi
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培った直観が思いがけずこの1年の薬店の裏片で役立つ機会があり、責任者のお一人からご要望があって一対一の小さな東洋医学基礎講座を持ちました。

壮大な雑談会の体でしたが…
五行論を知り、自身、家族、そしてチームの養生に応用していく試みです。
大して準備もできずに臨んだにも関わらず、ヒト一人の中には何時間分もの五行論へのドアノブがあって、それを一緒に見つけていくだけでひととおりの五行談ができるのです。
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雑談から自分で見つけ出したその知を、家でパートナーと話しまたそこに談義が生まれたのだと次の日メッセージを頂き、十音の旨とする究極のオーダーメイドの紡ぎが繋がったことに勇気づけられました。
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今、このパーソナルな基礎講座と施術でパーソナルなプログラムを組めないかと考えています。
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足から自分の身体を聴くこと、東洋医学の基礎知識、さまざまなところに宿る五行論を一緒に見つけ出し、言葉にして身に付けながら、ゆくゆくはご自身固有の「うちの物語」を導き出して、不調に備えたり養生したりできるようになることを一緒に目指します。
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言葉の物語にすると、焼き物が土に戻れないがごとく、知見が強くもなり固定もされるが不可逆になってしまうということをいつも、ずっと、考えてこざるを得ませんでした。(大失敗が多くて)
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でもそんな寄り道続きでリベラルアーツ、というかリベラルワークな施術家との、どこまでもオーダーメイドで一対一のワークショップとなる予定です。
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オーケストラの事務局時代から、さまざまなワークショップを開発しファシリテーターを養成してきたヴァイオリニストのマイクさん(マイケル・スペンサー)のもとで、アーティストによるファシリテーションということを(もー嫌になるほど)考え抜いた職歴も、こうやって消化できることになるのかな。
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やらかしてよかったと思うことばかりです。施術家とはそういう職業なのですね y(^^)y