2021 秋分 雷乃収声 セラピストの部室第5回
部長です。部誌です。笑
しごとで受けた精神的な疲れは、しごとで解消するしかないんだよなと最近実感していたのですが、適切な身体への介入はやっぱり大事。
部員 Plaisirオーナー柳原さんから やんわりとしかしキビシく「お酒が身体に合っていないんじゃないかなー…」と鋭い突っ込みを受け、その通りであると十音は小さくなっております。
セラピューティック・リフレクソロジストたちからは何度も受けているご指摘でして、近ごろ納得するところもあるので、また、
「やめられはしないけれど蒸留酒のお湯割り週間」をしようと思うのでした。
白湯で割っていくんですけれど、こちらの方がかなりエンジェル係数(生活費に占める酒代の割合といわれております)も低いかと。
ふだんからチューハイ系とかストロング缶は飲まないので、添加物の糖類はほとんどとっていないはず。
甘い酒のむぐらいならビールに黒砂糖あわせてかじるのがいい、というタイプです。
今日部員と話しながら再確認した自分のスタンスがいくつかあります。
素材からなるべく最短距離で来たものを使いたいという思いは、ドラッグストアで「商品」というものを山ほど見るしごとの中で、より強くなりました。
質を均等にしたり、長く持たせたりのエネルギーやコストは、素材そのものの質に投資するほうがいいなと思うのです。
素材が健全だと、加工の技術があまりなくても問題ない。
いつもいいもの食べているね、とSNSの写真を見て言われるのですが、
わたしの料理などほとんど3段階で終了です。
切る、熱を加える、塩(ときどき醤油、ときどき味噌)
精油の知識も余白ありまくりで、ほとんど即興。
今日は「スパイス系」などと気取ってみたけれど、ようは、カレーの調合だったのでは…と今、瓶をながめながら思っています。ごめん柳原さん。
さて少しは部誌らしいことを。
セラピューティック・リフレクソロジーの、垂直の刺激だからこその足が「ぽわん」とゆるむ感覚は、そのまま頭のほうへ響きます。
ケースモデル中、こめかみを強烈に揉みたくなったのが印象的でした。
そして、解剖のライブストリーム受講をしたあと、十音の施術は介入がより深くなったことを自覚しています。恐らく、メスの角度が目に焼き付けられているせいだと思うのですが、気を付けないと、深すぎて気分が悪くなってしまうかもしれない。
施術には緩急必要です。序破急の序から深すぎるのは、好まれないこともあるでしょう。
セラピューティック・リフレクソロジーはオイルなしでの趾の刺激から始まるため、
ふくらはぎの大きな筋肉にアプローチしてから先端へ、という順序を踏まず、先端から近位へという、どこか静脈的な流れで進みます。
これって、HDLコレステロールの役割と同じ感じでもあるな…と今思いました。
十音は最近「ディポジット」という言い表し方がしっくりこなくなっているのですが、筋肉や結合組織のヨレを垂直の刺激でほんのちょっと改善しながら、いろいろ持ち上げて、ひざ下のリンパまでたどり着くという刺激。
今日、部員と、リンパ液の回収が鎖骨下であるということを改めてなんでーと叫びあったのですが、だって、なんでそんなとこまで持ち上げる必要があるんだろうと。
人間には、持ち上げなきゃならない液が結構あるんだなと。
肺の「宣発粛降」の機能って、ここまでたどり着いたリンパ液をおいしょっと鎖骨下の静脈までたどり着かせることでもあるのかな。
刺激の方向からだけでも、いろいろと考えさせる手技なのです。施術し甲斐があるのですよ。
深くなりすぎるので定休日の月曜にやるのはちょっとヘヴィだね、という話になり、今のところ月曜の「部活」10月の日程は出ていません。
ご希望の方がいましたら、ご連絡ください。