間と食卓と調子~リフレクソロジー雑司が谷十音

日々のあいま、リフレクソロジーで聴く、心とからだの調子。リフレクソロジスト山﨑絢子のブログ。

2021 立春 魚上氷

2月13日(土)

www.ko2.tokyo

この3回シリーズがとても面白かったです。
邪気と戦う体があり、薬が援護射撃をするという、基本の位置関係を淡々と教えてくださっている。
古典の原文の引用がありがたい。
嗇々として悪寒し 
淅々として悪風し 
翕々として発熱し
(しょくしょく、セキセキ、きゅうきゅう)
なんて、漢字に詩を感じる者にとっては最高です〜
踊り字の踊りっていうか、あの感覚…と身体に迫ってきませんか。人によっても違うのでしょうね。私の翕々とあの人の翕々の違いが数値でないことのポテンシャルよ。
そして医行為でない手技というのはその数値でないところに切り込む術なんだろなとも思います。
当然ながら発症するのは身体だというのに。なんか身体感覚を外したところで感染症を話題にしてきました。
(ついでにスポーツも文化もへったくれも外したところでオリンピックしてる感も)
古典。先達の身体感覚が文字になって残っている。武術書とか楽譜も同じことでしょうか。
やっぱり文字から学んだり文字にしていくの好きです。
 

コ2[kotsu] – カラダとココロのコツまとめ

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さっきnote で昨年末の臨床心理士の先生が書いた記事を読んだ。
福島と東京をつき合わせ接ぎ合わせる糸のさきっちょ、針のような常磐線の真っ暗な窓の1つを思い浮かべた。先生がんばれ。ぎりぎりのその一本糸のソーイングがつなぎとめるいのちがあると思う。
 
 
2月15日(月)
 
13日夜の地震は怖かった。築年数がたっているアパートで、恐れても仕方がないんですが、正直倒壊が怖いのです。
わたしなんぞが騒いでも、シェアしても大して力にはならないのでSNSを消して14日の「律」のために眠る。よく眠った。眠る直前に目に入った各地の停電のニュースだけとても気になっていた。
いまだに災害で停電があるというシステムが解せない。それこそ自粛要請期間に店を大改造している飲食店などに倣いこの期間に通信と通電だけは整備したらいいのにと思うんですが…高いデータ通信費まったくどこに消えているのか。昨年は関東地方で大きな台風がなかったので、正直平和ボケしていました。
   
災害時の持ち出しバッグを2つ、引きずり出し、手回し充電式のラジオからスマフォに充電できるかやってみる。コードのジャックのサイズが合わないことが判明。そこに、電源とつなぐ「コード」はあるのに、ジャックの形が統一されていないがために電気がもらえないとか本当にバカみたいよね、とこういう時に利権のようなものに腹を立てる。
 
本日は冷たい雨が音を立てて降っている。足元に陶器の湯たんぽを置き、ひざ掛けをするとこたつのように温かく、こうしてパソコンに快適に向かっています。
さっさと確定申告の最後の仕上げをしてしまわねば。

依頼いただいている短いロールモデルトークの文章を早く書いて、
雨が上がったら呂氏春秋と医薬品と漢方薬の本を手に入れよう。
どうやら4月、早くて3月からガラッと生活が変わりそうなので、
どうとでも対応できるように整理しとかねば。
 
2月17日(水)
 
今売っているBIG ISSUE 401号がすごい。
専門用語知らないけれど普段なんだか感じている、という多くの肌感覚を、専門家がどんどん解してくれている。
 
ナショナリズムポピュリズムの毒の側面なんて、もう1年前のドラッグストア店頭で繰り広げられていたことそのもの。
 
こうやって、最底辺(よりほんの少しマシかも)現場で当事者として感覚し、ズタボロで言い表そうとするが余りに専門家の用語との間をかたりでつないでいくのが私の役割なのかなと思う。
 
アリの特集も素晴らしいですよ。
あの、女王のみが出産し他は働くか精子を提供するかという「真社会性」というのは、家族をベースにする「亜社会性」よりも社会性としては上(注、間違えましたです。真が、亜の上です!)の段階なんですって。確かに役割の細分化が進んでいない。進みつつあるようにも思いますけれど…働きアリとしては。
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そしてマイクロクレジット創始者のインタビューも。これ、宮本輝の「三十光年の星たち」にも出てきた融資のシステムですよね。
 
インターネットで情報収集するのが苦手な質なんですけれど、財布から450円の重みを感じながら手に入れるBIG ISSUEの情報は何故か染み入り積み重なる。
雑誌そのものも今50センチぐらい積み重なっているけれど。
セッション部屋に置いておくから気になったクライアントさんは、お持ちください。またそれでバックナンバー手に入れるから。
 

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