間と食卓と調子~リフレクソロジー雑司が谷十音

日々のあいま、リフレクソロジーで聴く、心とからだの調子。リフレクソロジスト山﨑絢子のブログ。

として、あたりまえの。

ayakoxyamazaki.wixsite.com

 

人として、

労働者として、

市民として、

子どもとして、

大人として、

男として、

女として、

親として、

娘として、

息子として、

 

と、ありとあらゆる属性をそこにいれて、

 

あたりまえの「何か」のことを語り始めたかったのですけれど。

 

それをつかみ損ね、

のどにせり上がるような不安に押しつぶされそうになるのが、

師走の常です。

 

貧しさや孤独について、

考えさせられる時期でもあるし、

自分の中の暗さをまた認識するときでもあります。

 

手技を受けたり、セッションする時間は、

その渦巻く洪水のような人の流れからそっと身を離して、

傷を治す猫のように、

じっと耳を澄ましてみる時間になります。

 

昨年この時期、岩手県へ学友を訪ねて行きました。

その時手に入れた鉄瓶は、

1年たって中身も白くなってきて、

沸かすたびに豊富な湯気がたち、

寒い季節だから感じる豊かな、安心した気分をくれます。

 

寒さは恐れるだけでなく、

その中で暖をとり自分をあたためる行動に出ると、

自分の中の「水」という五行とともにいられるようになってきます。

 

自分の身体の中の冬至を愉しむって、いいですね。

 

十音はこの冬、

夜のみの開室をしています。

外は暗く、北風が冷たい!

その中を来て下さる人を「持て成す」ということについて、

考えています。

 

手始めに、後半で使うオイルを変えました。

より植物感が強くなり、

薬草湯に入っているような気分になります。

 

その時間は、

「安心」していられるように。

 

ぜひためしにお越しください。

 

 

写真は、白菜です。

一株を1週間毎日むいていって、最後にこれが現れました。