間と食卓と調子~リフレクソロジー雑司が谷十音

日々のあいま、リフレクソロジーで聴く、心とからだの調子。リフレクソロジスト山﨑絢子のブログ。

身につける。

ayakoxyamazaki.wixsite.com

 

残暑お見舞い申し上げます。

 

ご無沙汰してしまいました。

とろりと濃い、学びのある毎日です。

 

十音をはじめての日々は、夏休みの毎日に似ています。

自分で時間を決めて遊ぶ。宿題はやらねばとどこかで思っている(笑)。

 

家族との生活と、遊ぶこと、仕事することを組み合わせ、

ゆっくり考えるのでいろいろが自分の身についているように感じます。

自由には責任をともなう、とよく聞きますが、

わたしにとっては会社勤めの責任よりこっちの責任のほうが、

理解しやすく、体に合っているのでしょう。

 

 

先週は英国のヴァイオリニストでエデュケーター、ファシリテーターであるマイケル・スペンサーを招いた、「ファシリテーター養成講座」というのに関わっていました。

ファシリテーター養成講座は、「音楽をまなびほぐす」という音楽大学の講座の一環として行われています。http://unlearningmusic.tumblr.com/

 

ファシリテーターという言葉が会議などの議論を後押しする役割として、

日本でもずいぶん認識されてきましたが、

マイケルはファシリテートの手法を「音楽ともっとなかよく、理解しあう」ことで身に着けるという、

ちょっと特別な方法をとっています。

 

音楽を聴いて味わうとき、わけもなくいいなあと思うというその心理を「わけあっていいなあと思う」ように方向転換すると、音楽は思いがけないギフトを我々に与えてくれます。

思考の方法であったり、いろいろな物事を理解するために必要な人間の態度とでもいいましょうか。

 

わたしはマイケルの手法をオーケストラ事務局にいたときから10年ほど見せてもらっていて、その数々のギフトを自分が活かすすべとして、セラピューティック・リフレクソロジーを選びました。

 

観察する、覚えておく、シンプルにする、独りでやってしまおうおとしない・・・

 

十音は小さなアートプロジェクトですね。

関わるすべてのひとと、ワークショップを行っているのだなと思います。

 

 

今日のおやつ。ロシア・ケーキです。家族の用事で訪れた館山の「中村屋」という伝統ありそうなパン屋さんで、売ってました。たまには、どっぷりと甘いものを食べます。