ポリフォニーいかが
音楽現場のお仕事をお引き受けする機会は減ってきているのですが、
万難を排してお手伝いすると決めているうちの1団体
Beata Musica Tokiensis ベアータ・ムジカ・トキエンシス
が取り組まれる
イタリアルネサンスの蔓系音楽
9/7(水)、9(金)と都内で聴けます
Concert | beatamusicatokiensis
大げさなようですが、
ルネサンス・ポリフォニーには
五行的な、生き抜くための知恵が詰まっていて
十音の施術にも大きな影響をもらっている
あいまいさに持ちこたえ
解けないものを抱え続け
他者と絡むことをやめない
究極の腹側(フクソク)を聴きながら背側(ハイソク)にただよう
それってウチのセッションにもどこか親和性
録音技術もない時代に
どうやってこんな構造をつくるんだろうと
人の愛を覗くみたいに
音を追う
経絡や神経をたどるように
ラインでたどったり
「全体」に飲み込まれたりして時間を過ごすと
なんか身体が解けている
「ととのう」のが好きな方にもおすすめです
発起人の及川さんが、
"今からでもまにあう(!?)ヴィラールト” というノートを書いておられるんですけれど、
その7まであって(しかもけっこう文字が小さくて最近は眼がつらいんですけれど)
単なる曲目紹介ではなくて、
リハーサルでの音楽家のやりとりなんかがちょっと垣間見えて面白いんです。
歌ってみた身体が思うこと、
全部ひっくるめて音楽会の体験だと思うので、ご興味湧いたらぜひお読みください。
読み終わった十音の感想は、
つまりはヴィラールトさんの音楽はこういうことかと↓