間と食卓と調子~リフレクソロジー雑司が谷十音

日々のあいま、リフレクソロジーで聴く、心とからだの調子。リフレクソロジスト山﨑絢子のブログ。

身体で奏でる。


明日は 春のルネサンス大舞踏会-小澤高志さんを偲んで- で、15世紀のイタリアンルネサンスのパフォーマンスをしています。
 

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写真は…右から放蕩息子、真ん中できのよい自慢の兄、左は兄弟にとっての歳をとらない不思議な叔父、といったところでしょうか。
「足」がとてもおしゃれな時代でした。
兄と叔父のタイツの色にご注目。
女性にアピールするのにも足を振ったりするんですよ。
 
その代り、上半身はほとんど、「振り付け」といったものは残っていません。
歩く延長のような動きにキャラクターがにじみ出ます。
印刷のされない音楽を表すために「動き」が文章で記され、
コミュニケ―ションの手段として音楽を身体で体現した時代です。
フロア図もないので、偶然すれ違った時には挨拶したりします笑。
 
100年のうちに2,3代は代替わりしたであろう時代ですから…
また16世紀のダンスになると、まったく変わってきます。
技巧がほどこされ、重さを嫌い、軽妙に舞います。
こうなってくると、名手というものが出て来るのかなと思いますが、
十音は足がマッチのように床を擦り、人間が大地の上で人間であることを謳歌するような15世紀ルネサンスの音楽と踊りが好きです。
 
これを終え、
月曜夜の<ほぐしをほぐす>を終えたら、
5月以降のセッション予定もアップしますね。
お待ちください。