間と食卓と調子~リフレクソロジー雑司が谷十音

日々のあいま、リフレクソロジーで聴く、心とからだの調子。リフレクソロジスト山﨑絢子のブログ。

リフレクソロジーの「式」のこと。

リフレクソロジー>で画像検索すると、画面いっぱいさまざまな反射区チャートが出てきました。「お風呂屋さんに置いてある、踏むやつ」で思い当たる方もいらっしゃるでしょうか。

ayakoxyamazaki.wixsite.com

 

 

この反射区のバリエーションからも、リフレクソロジーがある反射区に痛みを感じたからといってそのつながる内臓が悪いですね、と言い渡すものではないことが、わかっていただけるかと思います。

 

英国式とか、ドイツ式とか、台湾式とか、タイ式、中国式、などいろいろな種類がありそうに見えますが、どちらのトリートメントもおそらく足全体をくまなく刺激して網羅し、全身の気血、元気のバランスを整えます。

 

この「〜式」で表されるのはよく刺激の強さ度合いと思われることが多いようですが(例えば、ヨーロッパの人たちにとって強い刺激や圧痛はストレス、東洋の人にとっては強い刺激や圧痛は良薬、というような言われ方)、確かに施術への考え方の違いも表しつつ、サービス商品名であるところが大きいように思います。お店の内装や、おもてなしにその国の文化を取り入れていたり。

 

十音のセッションは南アフリカ(!)ドーガン・インターナショナル認定ですが、ではなにか南アフリカ文化的なものなのか?と期待されるのですが、ごめんなさい!そうではありません。

南アフリカ的ってどんな感じだろうと想像してもよくわからず....!)

棒や特別な器具や儀式はなく、使うのは施術者の手のみ。施術の「式」としてもいたってシンプルです。

ただ、施術者側がアタマをよーく使う式ではあります。

 

デンマーク人のインガ・ドーガン女史が、自らの不妊治療によい影響があったリフレクソロジーを、南アフリカで国家資格にしました。そして不調に対する考え方は東洋医学的です。

 

その超絶ハイブリッド型な考え方のことを、次にわかりやすく説明できたらと思います。(つづく)

 

※追記2019年

IMSIの冨野学長に、「このリフレクソロジーが『南アフリカ的』であると感じる点はなんですか?」とお尋ねしてみました。この3年前の投稿にちょっと回答ができそうです。

南アフリカ共和国の特性として、多種多様な人種がおり、車移動、南極に近くて寒い、ということが挙げられます。

つまりは、そういった国が治療として、国家資格としたというところが、よくよくセラピューティック・リフレクソロジーの特性を語っていると思います。