おいしい旋律。
フィルハーモニーにいて、(十)音ときて、律(動)ときたので、次は旋かな。
グレゴリオ聖歌を歌いに、今日も行ってきました!
旋法を「味わう」ことがとても新鮮でした。
協、不協の差し込みといったものにはとても身体が反応するし、
音楽の色香もそこに感じる質で、
つまり、「同時に鳴っている」音の刺激度合いとか、
発している人の関係のほうに想いを抱きやすかったのですが、
旋律のことは、長短、無調ぐらいとしか。
それが教会旋法を学んでいると、
自分ひとりが歌っていることの音の並びにいちいち反応するようになるんですね。
旋法って、よくいう長音階、短音階とか、「調」とは違って、
半音と全音の並べ方のバリエーションのこと。
同じ音から始めてそのバリエーションを一つずつ声に出してみると、
音の色や味が変わるという感覚がある。
自分にしてはめずらしく、考えるよりただただ感じて、味わって進む感じでありがたいです。優等生になろうとかいうことを完全放棄しています。
あと、音楽って、専門教育受けたとか受けないとかより、
ちがいを感じて喜んだりするものでもあるので、
数聴いてぐっとくるものをキャッチすればいいですよ。
今日は夏日でしたね。
大根をピーラーで削って干して1日干していますが
薄いせいか、いい干され具合です。
これは半分。
大根1本のおいしさが、ひょろーっと、かご一杯分に凝縮していきます。