間と食卓と調子~リフレクソロジー雑司が谷十音

日々のあいま、リフレクソロジーで聴く、心とからだの調子。リフレクソロジスト山﨑絢子のブログ。

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そうだった。

 

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骨盤底と口腔底の筋肉の構造は似ている。

空間把握が苦手らしい十音には、骨盤のメビウスの輪のようなねじれがどうしても理解できなかったのだけれど、外耳が骨盤の寛骨に似ていると解った時から描けるようになった。

DIリフレクソロジーではかかとを骨盤内の反射区と見立てていきますが、
恐らく、踵骨と骨盤と外耳も、なんらかの共通の形状があるのだろうと仮説をたてて、
今日も他者さまの足に触れることができる。

 

*

 

時間がかかったが、宮本輝の『青が散る』を読み直した。

改行なし、ぎゅうぎゅうに詰められた文字で細かく描写されるテニスの一挙一動の密度、ほんのなん言かしかないやり取りの間の無限の密度どちらも高くて豊かな気持ちになる。こういう風に、身体を思いきり使って、生きていきたい。

自分はちょっと身体が、ヒマなんだと思う。労働に慣れたりもして。

また、「労わられるはずだ」と期待していたコロナ禍の労わりのプロセスが、下手するとすっとばされたまま先に行きそうだということに気がついたのだ。それで、高揚感が失せてぐずぐずしているのだろう。