間と食卓と調子~リフレクソロジー雑司が谷十音

日々のあいま、リフレクソロジーで聴く、心とからだの調子。リフレクソロジスト山﨑絢子のブログ。

tonenoteトオンノオト 寒さと自然療法のこと

寒さのイメージ

10代 寒稽古、駅伝、持久走、受験。

20代 自身の心身とだけむすびついています。とにかくいや みじめになる 体を動かせない。冬空のアルバイト。

30代 学校の体育館での出張コンサートはいやだ…楽器のコンディションも音楽家の機嫌も悪いことが多い、暖房を何個もつけてもらったり、特別な温風器を入れて頂いたり、学校にも負担が多い。具合の悪そうな児童生徒も多い。曇り空。

40代 けっこう好き 陰は陰で魅力がある

 

ということで、東京で感じられる程度なので甘いのですが、「寒冷」を楽しむようになりつつあります。

 

本当はここいらでいっぱつ風邪を引き、熱を一瞬あげて焼き殺したいモノが体の中にいっぱい溜まっている感じがするのですが、

とにかく毎日一所懸命に働いているため穴を開けたくない、という意地もあり、体調を保ってしまっている。

もうかれこれ2年は風邪の兆候すら感じることを許さずに走り続けているので、あと1年の登録販売者研修が終わった時、どんな熱を出すのか恐ろしい。

 

東洋医学漢方医学を学べば学ぶほど、風邪にさまざまな病のエッセンスが凝縮されていて、もっと知りたいと思う。

 

 

さて冬つながりではないのですが、私がリフレクソロジーを学んだIMSIの同期には、盛岡から通われている方もいて(すごいですよね、1か月に2回、新幹線で学ぶためにお越しになっていたのです)、彼女とケーススタディを行いながらぽろっともらされた一言が今でも印象に残っている。

 

曰く、

東北は寒いので、タオルの覆いを両足外したまま、右⇔左と施術をしていくセラピューティック・リフレクソロジーの手順は行えないかもしれない。

 

東京の気候はマイルドで、鉄道網も発達していて、早朝から深夜まで施術も叶う。

何でもありのこの状況に慣れてしまうと、「それは無理」という条件に対処する力が弱くなってしまいます。

 

十音は何も持たずにできる仕事だと思って手技療法を選んだので、暑すぎる、寒すぎるから効果を出せないというのではなく、手技を応変しないといけない。手技にも陰陽ありますから。

 

今、興味があるのは、農村地帯または寒冷地帯に求められる自然手技療法とはということ。言ってしまえば寒冷と付き合う人人の身体に特有に起こる疾患や、そこに必要とされる他者の手について、もっと知りたいと思う。

 

はい。

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