間と食卓と調子~リフレクソロジー雑司が谷十音

日々のあいま、リフレクソロジーで聴く、心とからだの調子。リフレクソロジスト山﨑絢子のブログ。

ウチの足の物語 4/25

 
ある方が「ブックカバーチャレンジ」をうけてあげておられたカバーの挿絵、
プリマヴェーラ」のヴィーナスの足のところだけが切り取られていて、
十音的にこのご時世なので思わずガン見してしまいました。
すごく特徴があるんです。
ぜひ拡大してみてみてください。
  
ルネサンスの神たちは、第2趾がサンダルからはみ出すほどに長く、
第5趾が短め、
そしてゆびに力を入れて立っている方が多く、えてしてハンマートゥ。
 
つまり…
こんな傾向の方たちだったのかなー
なんて、想像したりします。
 
というよりも、足のモデルは同じ人だったかも。
ボッティチェリの足がこういう感じだったかも。
 
 

https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/3/3c/Botticelli-primavera.jpg

 

あと、その目で「ヴィーナスの誕生」も見てみると、

左側のゼフュロスとクロリスさんの足の組み合わせは、

実はどの足とどの足なんだろうとか、

(わたしはパッと見、間違えて捉えてました。ちゃんと右足と左足でペアにしてみると)

五行説的にゼフュロスの水の要素は大丈夫だろうかとか(足は水に浸かっている設定のよう)

クロリスの左手と右足は、わかるけれどちょっとムリ!とか(笑)

なんでこんな風に描いたんだろう、とか考えます。

 

足は雄弁です。いろんなことの窓や拡大鏡になります。
 
ヒトのが終わったら、他のアート作品も見てみましょう。