間と食卓と調子~リフレクソロジー雑司が谷十音

日々のあいま、リフレクソロジーで聴く、心とからだの調子。リフレクソロジスト山﨑絢子のブログ。

恐れの素因数分解と、

恐れるんなら対象をはっきりさせたほうが、身体にいい。

熱が出るのが怖い、咳が出て人に殴られるのが怖い、死ぬのが怖い、人に感染させるのが怖い、など。
 
専門家による知の結晶ってすばらしく、対象一つ一つに、予防策がちゃんとある。
 
そんな結晶を集めたサイトがあったので、貼っておきます。
数字を解釈するのは自分たちだから、難しいところもありますが。
  
「感染症専門医がおすすめする 新型コロナの正しい最新情報が得られるWebサイトまとめ」

  
闇雲な不安に支配され、
自家中毒のように元気をなくしている方を見ると、
 
・その若さならいっそウィルスに感染し、
・発症の初期に正しく引きこもって人にうつさず、
・風邪のように身体を軽く経過させて快復してしまえ
・そのほうがキミはどんなにか楽か。
 
とさえ思ってしまう。
 
多分、発症そのものより怖いことがあるんですよね。
 
素人なのにデータの解析を任されてしまったこと、
接触する方たちの高齢化、
お客様との信頼関係…
 
その恐れが集いの中止・延期に出るんですね。
 
いっぽう、
自分、または属する文化が停滞したり、
生きる糧を失うことに強い危惧を抱いている人もいて、
(私もそのひとりですが、)
 
そういう人にとっては、
はっきり言って感染すること、させることは大して恐れの対象になっていないのです。
 
人を集わせないとできないしごとを自分がしていることは、
ウィルス騒ぎ以前に大前提となっているため、
どんな大混乱になったとしても、
そこを死守しようとします。
 
イベントの中止・延期をただ政府に従うという理由ですべきでない、という主張を
ずいぶん早い段階に叫んでいたけれど、
「恐れポイント」が自分と違う主催者、出演者が次々に中止を決定する今、
「だから言ったのにさ」的なスネたきもちになっていることは否めません。
仕方のないことです。
言わずにはおれなかった。
そして、さっさと次に進まねばなりません。
 

しかし、ずいぶん自分の素因数分解ができてきました。

 

この程度の混乱で自分の仕事を手放すなんてとんでもない。
お越しになるクライアントを信頼し、
自分の対策と手技を信じ、
当たり前のことを、フツーに営むのみです。

 

3/15(日)雑司ヶ谷手waza市第39回 11:30-16:30 ご予約おまちしています。

ayakoxyamazaki.wixsite.com

 

 

 

 


**
 
わたしは自分が中年らしく振舞うべくして中年を迎えた気がする。


不惑は惑うことがないのではなくて、
惑う状況でその「恐れクラスターの素因数分解」をして

洗い出された素数に対し策をとることを知っている、
ということなんではないかと思います。
 
そして、
(「ウィルスのせいではなく」)人の闇雲な恐れのせいで混乱した世の中にあって、
世代に与えられた役割を果たしたいと思い、
SNS上では世代が混在しがちなことにも気が付きました。
 
20代の主張と、60代の主張は、
同じ土俵で対峙させたらいけないんじゃないか。


少なくともその人の風貌をアタマに描き、
からだに刻まれた記憶の量を想像して、
その人の口調で読んでみないと。
 
そうやって読んでみるSNSのタイムライン。

 
***
 
この前bar405のゲストは特養で働くぷーこさんだったんだけれど、
緊張を強いられる職場において、
入居の彼らは強いよ~、と言っていた。
 
伝染病が流行っている?そうか、赤痢とかあったな。それなら家族が面会に来ないのもしょうがないっか。
という感じに収まるんだそうです。

 

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