湯治。岩治。
梅雨入り直前、身体を整えに温泉へ。
じゃーん。
秩父、武甲山です。龍神さまなんだそうです。龍つながりのことがあるとなんだか嬉しい。
ピラミッドのように見えるのは、セメントの材料として人間が削ったからです。
もとは海底火山だったのが、2億年の年月をかけて傾いた形で地上に隆起したのですけれど、ほんの何十年の間に山の形が変わるほど削ってしまいました。
複雑な気分。
十音の養生法ですが、梅雨の湿には熱いお湯。
温泉は、木火土金水 が全部生きている場だと思うのです。
そして、億単位の年月の結晶。
流れる音にも解れます。
のぼせるぐらいに浸かり、熱い湯と冷たい水浴びを交互に。
(これは必ずやります。十音はこれをすると、消化器が整って、お腹がすきます)
今回訪れた梁山泊は、浴場がすみずみまできれいに整っていて、
施設はすごくシンプルでサウナとかはないのですが、場が清く、大満足でした。
(しかも、24時間湯治に対応)
朝食のみ付いたプランで、夕食は持ちこみさせていただきました。
お土産処で地元の酒などを買い込み、乾杯するのが楽しいのです。
まるで合宿のようですね。
番頭さんは、さきほど校了したばかりで、やっとほぐれています。
翌朝は番頭さんが車を運転し、
長瀞の岩に会いに行きました。
上は、岩畳。よく見ると色が違って、美しい。
十音の葉書の色もそうなのですが、
わたしは岩絵の具の青系の色がすごく好きなのだということに気が付きました。
うまく色が映りませんが、上の写真の水面から出ている岩など、淡い青緑で本当に美しかった。
そして、これが長瀞のレッドクリフ(!)です。
夕日が当たると赤いからだそうですが。
岩面のこぼれ方が面白い。
クライマーには難しそう。
大人の遠足の帰り道は、酒とともに。
大人になってよかった。
辛口を呑みながら、車窓の街を眺めて、雑司が谷へ帰ります。
江古田の杜のすいようびのリラクゼーションを終えてから出発の、1.5日の休日でしたが、瞬間、瞬間を味わい尽くすほどよい旅になります。だんだん旅上手になってきていると思う。旅は、出る前と帰ったあととでは必ず違う。毎日を旅のように暮らし代謝しようと思った次第です。
温泉最高。五行最高。
マイケル・スペンサーのワークショップ開催情報
6月7日(金)、
マイケル・スペンサーの音楽ワークショップが渋谷であります。
彼のお孫さん、エズメ―の急性白血病治療費のファンドレイジングワークショップです。
昨日は、主催者よりご連絡をいただいたので、
自分が主宰しているページからメルマガを送ったり、FBページに投稿したりしていました。
【ご予約受付中】雑司ヶ谷手waza市第30回記念市!
複数コースを組み合わせて下さった場合、
お客様にブースを回遊していただくシステムになります。
ご了承ください。
【膝下】南アフリカドーガン・インターナショナル認定
セラピューティック・リフレクソロジー
(25分/部分、50分/全反射区、75分/全反射区+オイルトリートメント)
西洋の反射学と東洋医学の経絡(つぼ)を融合したフットリフレクソロジー。
指で足裏、甲に圧を加えていきます。圧の強さは加減できます。
リフレッシュにも、リラックスにも。
(25分)
ベトナムの伝統療法と東洋医学の様々な視点から顔を読み解くディエンチャン。
顔の反射区、ツボなどの滞りを、特別な道具を使って心地よく流していくことで、
顔のスッキリ感はもちろん、顔から全身の気血の流れも整えるユニークな療法です。
【手~腕~肩】メリディアンハンドセラピー
(25分)
家事やパソコンしごとで酷使して思ったよりも凝っているのが手。
てのひらや指をほぐすことは、6種類の経絡を刺激することにつながります。
手から肩を集中的にほぐすコースです。
【顔】Dr.ボッダー式マニュアルリンパドレナージ(MLD)
(25分)
本場ヨーロッパ生まれのリンパドレナージ手技療法の元祖です。
羽のような優しいタッチでデトックス、リラックス効果抜群!
【顔】筆凛波®
(25分)
フランス発祥マニュアルリンパドレナージュを⽇本の伝統⼯芸熊野筆で⾏う筆凛波®。必要以上に加わらない筆ならではのいい塩梅の圧で、"コリ"の地層を解いきます。解いた後は、反射区・筋肉・リンパという各階層にアプローチしていきます。筆を置いた瞬間、ふわっと気持ち良くリラックスモードON。
予約
※ご予約は前日まで。当日は恐れ入りますが直接会場へお越しいただくか、Facebookメッセージをください。
タイムテーブルより空き時間を確認の上、メールにてお申込みいただきます。
お申込み用アドレス → tewaza2017(アットマーク)gmail.com
記載事項
◆お名前
◆緊急時連絡先(携帯電話番号)
◆ご希望のメニュー
◆開始時刻(リフレクソロジー50分をご希望の場合2枠続きでご予約ください。リフレクソロジー以外のコースは25分のみとなります)
後ほど、予約確定またはご調整のお願いのメール返信をいたします。
キャンセルの場合は他のお客様へお譲りするので、直前でも必ずご連絡ください。
五月。
5月はどうでした?
もう遠くに感じる2日前の土曜日に、「律」をやっていて、
管理人の久保さんからセッション中に問われて、ふと考えた。
けっこう力一杯毎日を過ごし、気力の充実していた旧暦卯月だったなと思う。
↑ 5/25(土)の「律」ではノラ足洗をやってみた。
「江古田の杜のすいようびのリラクゼーション」の新メニューのために、撮影会もしましたよ。モデルは、お世話になったキッズルームの利用者でもあったママ、大羽ひとみさんと、息子のとらちゃん。セラピストでもあるひとみさんに、6月からはサポートしていただくことになります。
いろいろと、トライしましたね。
他、5月に印象的だったことごと。
人生初の、ホロスコープ鑑定とか…高円寺の「喫茶と酒場 あわいものや」にて。
季節はずれの暑さですが、早朝と夜は涼しい風も。
今日はセッションは休み、家の整えなどしていました。エアコンの掃除したり…扇風機出したり…床拭いたり…植物に水やったり。場の整え、すごく大事です。
いい日だった。
五行のかけらだから。
タオルを煮る。
ふつふつと煮て、すすぐ。
インスタで少しずつ、十音の大切にしていることをご紹介していこうと思います。
フェイスブックにもシェアしてみました。
十音が大事にしていることを少しずつ
十音のタオル洗いには、純石けんのみを使用しています。
界面活性剤、合成洗剤は使用しません。オイルを拭いたタオルは重曹で煮洗いしてから石けんで洗います。柔軟剤も使用しませんので、化学的なふわふわ感はありませんが、南向きのベランダで思い切り干して清潔です。火と風のエネルギーたっぷり!
クライアントお一方につき、大判2枚、中判3枚、小タオル2枚になりますが、毎回洗います。
化学物質に過敏な方も、安心してくるまっていただけます。
ドラッグストアでチャプチャプいう合成洗剤、柔軟剤、シャンプー、リンス。
あまりにたくさんあって、ここに水分が何リットルあるんだろうと思います。
そして、それがどんどん消費され、じゃんじゃん流れているんだな。
そして、案外早くまたわたしたちの飲み水に戻ってきているのではと思うんです。
なんでシャンプーに、ピンク色が必要なんですかね。
柔軟剤って、アルカリを酸で中和すればいいのでは?
いつのまにやら香りづけ商品になっている。
そもそも、そんなにふわふわがよいか?それに、においはすでに合成洗剤でしっかりついているのに、重ねづけする必要あるんだろうか。
こんなわたしは、こどものころから界面活性剤入り合成洗剤と柔軟剤は使用されず、髪も石鹸シャンプーで洗って食酢で中和する家で育ちました。
そのあと液体状のクエン酸系リンスが出て、洗面器にお湯をはって髪を浸すのです。
今は自然成分で少しとろみのあるリンスも出てますので、まったく使いづらさはありません。
石鹸はすごく洗浄力が高いので、ウールのセーターも自宅で簡単に洗えます。
泡をよく立てて、汚れを泡でくるんでしまうことが大事です。そうやって、汚れと水の橋渡しをしてくれるんですね。
セッションの最後、オイルでひざ下まで流すのですが、
そこで使用したタオルが黒ずんできてしまう失敗は、最初のころはしました。
どうしたらと考えたときに、「煮洗いすればいいじゃない、あなたのお母さんがそうやっていたでしょ」とアドヴァイスをくれたのが、叔母。
そういえば、子ども時代の夜、台所ではいつもふきんがホーローの鍋に煮えていました…
ぐつぐついっていたと記憶していますが、実はそれはやりすぎだったらしい(後述)。
教えを請うたリフレクソロジストの娘に、理系の母からの教え。
ちょっとおすそ分けします。 ↓
「実はせっけんの煮洗いは沸騰させてはだめです。せっけんは100度では分解して油脂が分離します。確か80度くらいが一番洗浄力が強かったような気がする。私は周りがグツグツいうころで火を止めます。それからちょっと振り洗いなどします。すすぎも少し温かいお湯が良いでしょう。最後に中和させるため酢などですすいで酸性にします。けっこう大変です。頑張って。」
セッションのときにタオルをかけるのは…
自分がライナスのように毛布にくるまっていると安心するので。
着衣のままくるまっていただくため、「ふわふわ感」に関しては正直あまり重視していませんが、質感のところは今後の課題かな…とにかく清潔で、自然のエネルギーたっぷりなタオルであることには間違いありません。
よほど暑くなければ、その上からアルパカの毛糸で編まれた手作りのブランケットをおかけしています。
人間の体の組成物に、なるたけ近いものを。
人間も五行の一部ですから。
雑司ヶ谷手waza市第29回と、いろいろ雑記。
「手創り市」や「みちくさ市」、「ときどき市」など
この近辺には市がよく立つので、
手技療法もモノのようにマーケットができるのではないかと思い立ってはじめた「雑司ヶ谷手waza市」の29回目。
頭が燃えているみたいなのは、↑ 黄色い照明が壁に当たっているからです。
あすちゃんいつもいい写真ありがとうございます。
↑向井阿寿華さん
CDプレイヤーが凍ってしまって、全く再生する気をなくしたようなので、
急遽、iPadに音楽がはいっていないか見てみたんですけれど、
この日入っていたのは17世紀イタリア、モンテヴェルディの 聖ヨセフの晩課「のみ」で、あまりにマニアックでした。こんな状況になるとは思っていなかったんですよ。
おいしそうな昼飯の香りがあがってくるカフェの2階と大聖堂音楽、シュールすぎたのでやめて、街の音を聴きながらの、セッションとなりました。
辻占いってあるけれど、本当ですね、yurucafeで窓をあけてセッションしていると、
雑司ヶ谷のいろいろな状況が聞こえてくるようで、
さまざまな風景が浮かび、面白かったです。
*
雑司ヶ谷手waza市に関わってくださった、十音以外のセラピストさんたちは、全部で4人いて、次6月の30回記念市では、全員集まってくれます。
感無量ですね。ちらしつくらにゃ。
手waza市を閉めたあとは、
番頭(夫)の参加するギタースクールのライブ発表会へ。
間に合わないはずだったのですが、なんだか少し間に合うんじゃないかしらという予感があって(本当)What's the Dickens !のエレベーターを降りたら番頭の歌が聞こえてくるではありませんか。滑り込みでおわり4分の1ぐらいを聴けました!
みんなたくさん歌うから盛沢山のライブで、
ロンドンプライド、ギネス、キルケニーと3パイントも飲んで、
タンドリーチキンと山ほどのジャガイモ(ザ・ロンドンパブです)を食べて満足。
帰りはコンビニでセブンイレブン白くまを買ってしまい、番頭と演奏振り返りなんぞしながら食べる。
「永遠の高校生」と言われる番頭ですが、宣言しているのは70歳でデビューするということで、
(↑ 今読み直したが、70歳「まで」なのか…!)
しかし守られて演奏しているからこその自由な(天使の羽が見えるような)音楽の良さもあると思うから。
先日も知り合いでない方から「プロとアマチュアの定義を教えてください」と迫られて、ああ、あまり好きじゃない話だなと感じたのを思い出します。十音は、「玄人はだし」になることと、在り続けることが目標のような。
今日はだらだらとお休みです。
雨だと言われていましたが柔らかい南西の光まで差してきたし、
冷蔵庫の中に、飲んでいない青いエビスビールの缶を見つけてしまい、
うずうずしています。
月曜日が休みでも、図書館も公共施設も、ビアパブイシイも開いていないからつまらないのではと思っていましたが、実は、みんな休みだからこそその前まで頑張れるし、その日は自分のささくれをなだめ、そのあとも頑張れるような気もする。
十音は定休日をもうけていないセッションルームですが、定休日というのもいいのかもしれないと思う。
夏のいい顔たちお送りします。よい午後を!
もっと偏ることができはしまいか。
これこれ!
ぎょっぎょっぎょっとするほどの偏りと思い入れ。
うちのリフレクソロジーはこれで行きます。
もっと偏れるところはどこか、いつも探している。
なるべくたくさんの人にウケようと平均値を求めようとしても、できないんだもの。そういう才能はない。規格外担当していると、きちんとした人たちからお小言も多いが、もう四十路ですから、自分を生かすほうを考えよう。
***
「90分5000円て安いですよね。」
手技療法のショップカードをご覧になる方にとっての、
十音の偏りポイントは、まず価格なのでしょう。
その次は、
「3回で11000円ていいですね」
と言ってくださる。
でも、利用してくださる方はそんなにたくさんいない。
何かが、ニーズに合わないのでしょう。
わたしの問題は、
90分5000円の偏りの理由をその人に合わせて言えてないことと、
「90分5000円のリフレクソロジー」のイメージの先へ行けないこと。
もっと必要とされる偏りはどこにあるんだろう。
どうやって表現できるんだろう。